自公を院で過半数割れに
党大会で活動方針 玉木氏

国民民主党の初めての党大会が開かれ、夏の参議院選挙に向けて、「野党統一候補」を視野に、すべての「1人区」で候補者擁立を目指し、自民・公明両党を過半数割れに追い込むとした活動方針を決定しました。

東京都内で開かれた国民民主党の定期党大会には、およそ600人が出席しました。

この中で、玉木代表は、「自民党に代わって政権を担う選択肢を作るには、選挙で勝たなくてはならない。ことしは、選挙イヤーであり、先頭に立って戦う」と述べました。

そのうえで、「野党がばらばらなことが国民の不満になっており、協力が得られる政党や会派と大きな塊を作るための協議に入りたい」と述べました。

そして、今後の活動方針を決定し、夏の参議院選挙について、「党にとって正念場だ」として、「野党統一候補」を視野に入れながら、全国に32あるすべての「1人区」で候補者擁立を目指し、自民・公明両党を参議院で過半数割れに追い込むとしています。

また、女性候補の比率を30%にするための取り組みを加速するほか、10万人を目標に党員・サポーターを増やして党勢を拡大することなども盛り込まれました。