退席という行為は
いかがなものか」舟山氏

国民民主党の舟山 参議院国会対策委員長は、今月12日に開かれた参議院法務委員会の理事懇談会で、外国人材の受け入れを拡大するための法案をめぐり、野党側の要望に対する与党側の回答が十分でなく、日程協議には応じられないと主張し、退席した立憲民主党の対応に苦言を呈しました。

「想定外のことが起きて、委員長の職権で無理やり委員会が開かれることになったというような報告は受けた。私は現場にいなかったので、断定的なことは言えないが、理事懇談会を途中退席するというのは、相当の理由がなければ、やるべきではないと思う。理事懇談会というのは、委員会運営では重いものであり、退席という行為はいかがなものかという印象は持っている。衆議院の側で若干もめている部分があったということをもって、参議院で審議に入れないというのは全く筋が違う。出入国管理法の改正案は、しっかりと問題を追及していくことは、もちろん共通認識ではあるが、今回の法務委員会の議題は大臣の所信の聴取であり、まったく別物だ。ことばを選ばなければいけないが、若干、違和感を覚える」