国家戦略特区の諮問会議で、安倍総理大臣は「規制改革こそが成長戦略のメインエンジンだ」と述べ、最先端技術の実証実験を街全体で行う「スーパーシティ」の基本構想を速やかに取りまとめるよう指示しました。

地域を限って大胆な規制改革を行う国家戦略特区の諮問会議が総理大臣官邸で開かれ、出席した民間議員は、加計学園をめぐる問題などの影響で、特区をめぐる議論が機能停止に陥っていたと指摘し、特区を活用した取り組みを推進する必要があると指摘しました。

そして、今後の重点課題の１つとして、自動車の自動運転など最先端技術の実証実験を街全体で行う「スーパーシティ」の整備を早急に検討するよう求めました。

これを受けて安倍総理大臣は「規制改革こそがこれからも安倍内閣の成長戦略のメインエンジンだ」と述べ、片山地方創生担当大臣に対し、「スーパーシティ」の基本構想を速やかに取りまとめるよう指示しました。