防衛省 馬毛島基地整備に2179億円 自衛隊老朽化対策に432億円

今年度の第2次補正予算案について、防衛省は、鹿児島県の馬毛島にアメリカ軍の訓練などに使う自衛隊基地を整備する費用など、一般会計の総額で4400億円余りを盛り込むことになりました。

防衛省は11月2日開かれた自民党の国防部会などの合同会議に、政府が今の国会に提出する今年度の第2次補正予算案に、省の予算として一般会計の総額で4464億円を盛り込む案を示しました。

それによりますと、鹿児島県の馬毛島にアメリカ軍の訓練などに使う自衛隊基地を整備する費用として2179億円、全国の自衛隊駐屯地のインフラの補修や隊舎の老朽化対策などに432億円、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事に伴う費用として330億円などを計上しています。

11月2日の合同会議ではこれらの予算案が了承されました。