岩井国土交通副大臣は、ことし6月に行われる静岡県知事選挙に立候補したいとして辞任し、後任として、渡辺猛之参議院議員が起用されることになりました。

加藤官房長官は閣議のあとの記者会見で、岩井国土交通副大臣から赤羽国土交通大臣に提出された辞表を受理し、後任として渡辺猛之参議院議員を起用すると発表しました。

そして「岩井副大臣は静岡県知事選挙に立候補するということで辞表を出されたと承知している。渡辺参議院議員は幅広い経験を有し、国土交通副大臣として適任であるとの判断で登用した」と述べました。

渡辺氏は参議院岐阜選挙区選出の当選2回で53歳。

平成22年の参議院選挙で初当選し、これまでに参議院の農林水産委員長や国土交通委員会の筆頭理事などを務めています。