五輪・パラ感染選手受け入れ
病院30か所程度確保へ準備

東京オリンピック・パラリンピックの新型コロナウイルス対策をめぐり、政府は、感染した選手などを受け入れる指定病院を30か所程度確保する準備を組織委員会で進めていることを明らかにしました。

東京オリンピック・パラリンピックの新型コロナウイルス対策をめぐり、立憲民主党など野党側は国会内で会合を開き、政府の担当者からヒアリングを行いました。

この中で、政府の担当者は、感染した選手などを受け入れる指定病院を東京都内に10か所程度、東京以外に20か所程度確保する準備を組織委員会で進めていることを明らかにしました。

出席した議員が指定病院のベッドの数や周辺の地域の医療への影響などを質問したのに対し、政府側は「医療機関ごとに事情が異なるため、組織委員会がそれぞれ調整中だ」と説明するにとどめました。