香川県 感染急増で独自の
警戒レベル引き上げ

香川県は新型コロナウイルスの感染者が急速に増えているとして、県独自の警戒レベルを引き上げ、今月7日から飲食店に対し、営業時間の短縮を要請することを決めました。

香川県では3日、高松市の16人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表がありました。これで香川県内で直近の1週間に確認された感染者は106人に上り、その前の1週間の17倍余りに増えています。

これを受けて香川県の浜田知事は4日からの3週間、県独自の警戒レベルを6段階の上から2つ目に当たる「感染拡大防止集中対策期」に引き上げることを明らかにしました。

期間中は県民に対し、「まん延防止等重点措置」の対象地域への不要不急の移動を自粛するよう要請するほか、香川県に住む人が県内を旅行した際に行っている宿泊費の助成も見合わせます。

また今月7日からの2週間は、テイクアウト専門店を除く県内の飲食店に、営業時間を午後9時までに短縮し、酒類の提供は午後8時までとするよう要請するとしています。協力した事業者へは1日当たり4万円の協力金を支給するということです。