政党交付金 8党に
317億7300万円交付へ

ことし各党に交付される予定の政党交付金は、8つの政党に対し総額317億円余りで、自民党には最も多いおよそ170億円が、去年9月に結党した合流新党の立憲民主党にはおよそ69億円が交付される見通しです。

政党交付金は、政党助成法に基づき、毎年1月1日現在で、所属する国会議員の数や過去の国政選挙の得票数に応じて総務大臣に届け出を行った政党に交付されるもので、18日届け出が締め切られました。

ことし届け出を行ったのは8つの政党で、総額317億7300万円が交付されます。

これをもとに各党に交付される予定の政党交付金の額を試算すると、多い順に
▽自民党が170億2100万円、
▽立憲民主党が68億8900万円、
▽公明党が30億500万円、
▽国民民主党が24億円、
▽日本維新の会が18億1700万円、
▽社民党が3億1200万円、
▽NHKから自国民を守る党が1億6600万円、
▽れいわ新選組が1億6000万円となる見通しです。

一方、共産党は、政党交付金の制度に反対して、交付金を受け取っていません。

政党交付金は、令和3年度予算が成立すれば、年4回に分けて各党に交付されます。