労省の30代職員
感染確認 新型コロナ

東京 霞が関の厚生労働省に勤める職員が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。

感染が確認されたのは30代の男性職員で、今月10日に出勤したあと発熱し、PCR検査を受けた結果、14日、感染が明らかになりました。

職員は発熱したあと、すぐに職場を離れて帰宅し、それ以降は自宅で療養していたということで、現在は医療機関に入院しています。発熱や頭痛、それにのどの痛みがあるものの、症状は軽いということです。

男性と同じ部署で働く3人の職員が濃厚接触者とされ、14日から自宅待機となっていますが、いずれもこれまでに発熱などの症状はみられないということです。3人のうち、1人はすでに検査で陰性が確認され、残りの2人は明日以降、検査を受けることになっています。

厚生労働省の本省で働く職員で感染が確認されたのは、クルーズ船の検疫に当たっていた職員をのぞいて、合わせて2人となりました。