じめや不適切な書き込み
情報提供のアプリ開発 三重

三重県教育委員会は、SNS上でのトラブルを防ぐため、子どもや保護者などからいじめや不適切な書き込みについて直接、情報提供してもらうアプリを開発し、運用を始めました。

三重県教育委員会は、ネット上にいじめなどの書き込みがないかネットパトロールを行っていますが、閉ざされたSNS上でのやり取りや学校名などのキーワードがない書き込みの検知が難しいことから、児童や生徒、保護者などから県教育委員会に直接、情報を提供してもらうスマートフォン用のアプリを開発しました。

「ネットみえ~る」と名付けられたアプリは、利用者がいじめや不適切な書き込みを見つけた場合、その画像を撮影してアプリに投稿することで、県教育委員会の担当者に届く仕組みです。

県教育委員会は子どもの安全の確認と心のケアを最優先にしたうえで寄せられた情報を踏まえ、家庭や学校、警察などと連携して対応することにしています。

県教育委員会は「より多くの目で問題のある書き込みを見つけることにつながり、素早い対応ができるようになる」としています。

このアプリは今月23日から運用が始まり、三重県教育委員会のホームページにあるQRコードからダウンロードすることができます。