団感染の病院で患者2人
死亡 石川 かほく

石川県は県内最大の感染者の集団クラスターが発生しているかほく市の「二ツ屋病院」で新型コロナウイルスに感染した入院患者2人が死亡し、新たに入院患者2人の感染が確認されたと発表しました。これで「二ツ屋病院」の関係者で感染した人は71人、このうち亡くなった人は13人となりました。

石川県によりますと、亡くなったのはかほく市の「二ツ屋病院」の入院患者の80代と90代の男性2人です。

また、入院患者で90代の女性と70代の男性の2人の感染が、新たに確認されたと発表し、2人ともこれまで2回PCR検査を受け陰性とされましたが、発熱したため3回目の検査を受け感染が確認されたということです。

これで「二ツ屋病院」で感染した人は71人、亡くなった人は13人となりました。

「二ツ屋病院」では、厚生労働省のクラスター対策班の指導を受け、患者や職員全員がPCR検査を受け感染拡大を防ぐための対策が取られましたが、新たな感染者が相次いで発生しています。

このため県の要請を受けてクラスター対策班が再度、派遣され、院内を仕切るゾーニングなどが適当か、2度目の調査が行われています。

このほか、これまでに感染が確認されている男性の濃厚接触者の、金沢市の40代の会社員の男性の感染が新たに確認されました。

これで石川県内で感染が確認された人は3人増えて283人、重症者は1人減って5人、亡くなった人は2人増えて19人となります。