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シーズン開幕!オイシックス藤原選手

新潟初のプロ野球チーム まとめる重責と誇り
  • 2024年03月18日

 

プロ野球2軍の公式戦に今シーズンから参加するオイシックス新潟アルビレックスBCは、3月16日、開幕戦でヤクルトと対戦しました。結果は惜しくもサヨナラ負けでしたが、手応えを感じる内容となりました。これまで経験したことのないシーズンに臨むチームでキャプテンを務める藤原大智選手を取材しました。(新潟放送局 記者 豊田光司)

2年連続打率3割! 理想のキャプテン像目指して

オイシックスの藤原大智選手、24歳。2022年に大学卒業後チームに入り、身長168センチと小柄ながらルーキーイヤーから2年連続で打率3割以上をマーク。主に1番バッターとして打線を引っ張り、オープン戦にあたる教育リーグでは5試合に出場しました。

今月1日の日本ハムとの初めての対外試合ではツーベースヒットを放ちチームの得点に貢献しましたが、1軍で活躍する選手も出場した日本ハムを相手にチームは2連敗。プロの壁を感じたといいます。

藤原選手
ピッチャーのボールの強さとかを含めて試合の中でも試行錯誤しながらやっていた。バッティングに関してはもうちょっといけるかなと。

開幕前、藤原選手がキャンプで力を入れたのが打撃練習です。
プロ野球を経験した先輩たちなどからアドバイスをもらっていました。

藤原選手
バッティングの状態がよくなかった。自分とタイプが似ている(元阪神の)髙山さんにも話を聞きましたが、自分は足を生かして鋭い打球を打つタイプだと思うので自分のタイプに合った人に話を聞いてキャンプの期間はやりました。

2年連続でキャプテンを務めることし。
チームにプロ野球経験者が加わったからこそ、橋上監督はチーム内の橋渡し役を期待しています。

橋上監督
練習熱心でまじめで、視野が広いというか。上と下をちょうどうまく結ぶというか、いいコミュニケーションをとるパイプ役としては、彼が一番適任というか彼以外にいないかなと思った。

藤原選手
自分が目配り気配りして全員がプレーしやすい環境を作るのが自分のキャプテン像。そういう感じで行けたら。

試合では本職の内野以外を任される機会も増えた藤原選手。
任されたポジションで結果を残すことで、目標とするプロ野球球団入りが近づくと信じています。

藤原選手
自分の特徴や強みを前面に出せるようなプレースタイルを貫いていきたい。(球団側は目標)勝率4割といっていたが自分たちはやる側なので、全部勝ちに行く気持ちで1つでも多く勝てるようにがんばっていく。(エスコンフィールドのような)ああいう舞台でプレーしたいので、なんとか支配下でドラフト指名されるようにがんばっていきたい。

  • 豊田光司

    新潟放送局 記者

    豊田光司

    2017年入局。大阪局を経て2020年から新潟局に。スポーツや文化などを担当。

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