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初のタイトル目指して! サッカー女子、アルビレックス新潟

いよいよシーズン後半へ 期待の新戦力も
  • 2024年03月01日

 

サッカー女子WEリーグ、アルビレックス新潟は冬のシーズン中断期間を経て、3月3日にリーグ戦が再開します。ここまでアルビレックスは勝ち点13で3位。昨シーズンの10位から躍進し、初のタイトル獲得が視野に入っています。シーズン後半に向けて準備を進める選手たちに意気込みを聞きました。(新潟放送局 藍川眞帆)

本気で新潟にタイトルを!課題は得点力

今シーズンのアルビレックスはカップ戦で準優勝、皇后杯ではベスト8と着実に結果を残してきました。リーグ戦は7試合を終えて現在3位。優勝を狙える位置につけています。

WEリーグ アルビレックス新潟 橋川和晃監督

橋川監督
とにかく本気でタイトルを目指す。
15試合残っているところで最初の7試合で勝ち点16を取る。

チームの強みは守備力の高さ。ここまでの失点数は「4」でリーグ2番目に少なく、粘り強い守りが光ります。昨シーズンとの違いについて、6試合出場のディフェンダー三浦紗津紀選手は。

三浦選手
試合を通して崩れないというのはすごく感じている。攻められてもゴール前でしっかり守ろうという割り切りと自分たちは守れるんだという自信が心の中にみんなの中にある。そこは忍耐というか辛抱強くできていると思う。

一方で、得点数は「8」。
他の上位チームと比べると少なく「得点力」を伸ばさなければ優勝には手が届きません。
フォワードの石淵萌実選手。持ち前のゴールに向かう姿勢で今シーズンは2得点をマークしています。

石淵選手
得点というところはまだもの足りなさを感じている。私自身攻撃の選手なので得点のバリエーションを増やしていきたい。ワントップで入ったときはもっと自分で(ゴールに向かって)ごりごり行ったり、よりゴールに対して強い気持ちを持ってプレーしたい。

期待の新戦力も

後半戦では新戦力にも期待がかかります。2024年2月に新たに加わった5人の選手たちです。
ことし高校や大学を卒業するフレッシュな顔ぶれがそろいました。

なかでも注目されているのはアルビレックスの下部組織から加入した田中聖愛選手、18歳。
ユースの選手だった昨シーズン、トップチームでリーグ戦5試合に出場しました。

田中選手
小さい頃からの憧れのチームだったので、
入団が決まったときはすごくうれしかったし誇らしかった。

田中選手の父は、2021年までアルビレックス新潟でプレーし、現在はコーチを務める田中達也さん。
父親譲りのドリブルとスピードが特長です

田中選手
よく試合映像を家で見るので家でサッカーの話をたくさんする。自分の得意な攻撃のところでスピードやドリブルでチームに勢いをもたらせたい。あとは攻撃でチャンスメイクやゴールなど結果につながるプレーをしていきたい。

まもなくリーグは後半戦へ。
ここまで積み上げてきたスタイルと新たな戦力で優勝を目指します。

三浦選手
「新潟にタイトルを」と全員で目指して自分たちのやるべきことをしっかりやって優勝を目指して頑張りたい。

石淵選手
1戦1戦の積み重ねの最後に1番になれたらいいなと思っているので。後半1発目に勝つ強い気持ちを持って臨みたい。

今シーズンのアルビレックスは、序盤のカップ戦からよい流れを作ってきたので期待が高まります。
明るい雰囲気でわくわくするサッカーを展開し、ぜひ初タイトルをつかんでもらえたらと思います。
リーグ戦の再開は3月3日。アウェーでサンフレッチェ広島と対戦します。

 

  • 藍川眞帆

    新潟放送局 キャスター

    藍川眞帆

    新潟ニュース610
    マンデーアルビレックスの
    キャスター

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