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佐々木桃子キャスターが2023年のスポーツを振り返る WBC・甲子園を抑えた1位は?

  • 2023年12月28日

2023年も残すところあと少し。
宮崎のこの1年を、NHK宮崎のNEWSWEBでよく読まれた記事を通して振り返ります。今回のテーマは「スポーツ」です。

10位から6位のアクセスランキング

8位、7位、6位と2月に行われたWBCの宮崎合宿に関する記事が3つランクインしました。
8位にランクインした見学のための整理券や、6位の球場周りのにぎわいについては“当事者”だったという方もいると思います。

9位にランクインしたのは「ドラフト会議 延岡学園の藤田選手 ロッテが育成4位で指名」という記事。
藤田選手は、延岡学園でピッチャーとしてはエース、バッターでも主軸を務め、ことし夏の宮崎大会は打率3割7分5厘とチームをけん引しました。プロ野球ドラフト会議では、家族が見守るなかでの涙の記者会見が印象的でした。

5位から1位のアクセスランキング

続いて5位から1位です。こちらも野球のニュースが多くなっていますが、1位は「延岡出身大相撲佐渡ヶ嶽部屋の琴恵光が婚約発表」という記事。
郷土のスターのおめでたいニュースがトップを飾りました。

2位には宮崎学園が春夏通じて初の甲子園を決めた一戦が入りました。
宮崎学園については初の大舞台に臨むナインたちを足元から支える達人を紹介しました。それがグラウンドキーパーの徳永勝利さんです。プロ野球・ソフトバンクで36年間にわたってグラウンド整備を担当していた徳永さんが、その匠の技で学校のマウンドを甲子園と同じ仕様に無償で作り替えました。
エースの河野投手は甲子園ではこのマウンドで練習したおかげでいつもどおりに投げられたと話していました。甲子園では初戦で敗れたものの徳永さんをはじめ、多くの人の後押しを受けて好ゲームを見せてくれました。

(左)エース・河野投手(右)徳永勝利さん

担当キャスターの注目は?

佐々木桃子キャスター

私が印象に残ったはやはりWBCの合宿です。豪華なメンバーもさることながら、とにかく地元の盛り上がりがすごかったです。合宿初日の朝、ふだんは静かな無人駅に臨時で配置された職員が、対応に当たりました。球場の周りでも選手たちの行く先々にファンがあふれました。

サインを求められる山本由伸投手
佐々木桃子キャスター

あまりの混雑ぶりに球場から離れた市の中心部にも臨時の駐車場が設けられたり、宮崎大学の受験と重なって、一時は受験生の宿が確保できなくなるおそれがでたりとさまざまな影響がでました。それだけの盛り上がりだったということですよね。コロナ禍が暗い影を落としていた宮崎の街に活気が戻ってきてうれしかった。

こうして見ると宮崎はやっぱりスポーツの話題が豊富だなと感じました。来年も県内のスポーツに関するニュースをたくさん届けられるよう頑張って取材していきたいと思います。

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