都城焼肉カーニバル＆みやこんじょ花火大会 宮崎イベント/観光
- 2022年10月14日
牛肉と豚肉と鶏肉をあわせたお肉の農業産出額が日本一の都城で、毎年10月に開催される「焼肉カーニバル」と約12,900発（イイニク）があがる「花火大会」。
3年ぶりの開催にむけてイベントの見どころを取材しました。12,900発の花火に込められた思いとは？
12,900発 夜空を彩る花火
肉と焼酎のふるさと「みやこんじょ花火大会」
10月22日（土）20:00～ 【会場】観音池公園自由広場
夜8時から開催される花火大会。花火の数はイイニクの語呂合わせで約12,900発！この花火を手掛けるのは、都城にある花火製造メーカーです。今回打ち上げる花火のおよそ8割を手掛けているといいます。音楽にあわせて打ち上げるミュージック花火など、地元・都城の花火師が作り上げる演出にもご注目ください。
花火師に聞いた見どころ
注目は音楽にあわせて打ち上げるミュージック花火。毎年8月ごろに実行委員会が選んだ10曲が花火師のもとに候補として寄せられ、そのうち、曲のテンポや観客が楽しめるかなどを考慮して、5曲程度を選んで、曲にあった花火を作るといいます。
柿園兼利さん（花火製造メーカー代表）
花火なので賑やかな曲がいいと思われるかもしれませんが、花火は【動】と【静】のメリハリがとても大事です。大きさや色、開き方など計算しながら、曲にあわせて花火を作っているので、ぜひ音楽の聞こえるところで花火を楽しんでもらいたいです。
コロナで強まった花火師の絆
3年ぶりの開催となる今年。過去2年はコロナの影響で大規模な花火大会が自粛となり、柿園さんによると例年に比べ2割程度の仕事になった時期もあるといいます。
柿園兼利さん（花火製造メーカー代表）
1年かけて花火を作り続けてはいるが、花火師は花火を打ち上げてようやくその仕事を実感できる職業。この2年は花火大会が中止になったり、実施されたとしても規模が縮小されていて、花火を打ち上げてもお客様の歓声が聞こえないのが辛かった。
中止となって行き場を失った花火を、全国の花火師がコロナ収束を願って打ち上げるという企画も各地でありました。今年の花火大会では、全国の花火師から寄せられた花火を打ち上げる企画も行われるといいます。
柿園兼利さん（花火製造メーカー代表）
花火は作り手によって、全然見え方が違ってきます。都城の花火大会では、全国から寄せられた花火の特徴や花火師さんのお名前を説明しながら、打ち上げるコーナーもあるので、ぜひ間近で色んな特徴の花火を楽しんでもらえればと思います。
焼肉カーニバル（同時開催）
牛肉と豚肉と鶏肉をあわせたお肉の農業産出額が日本一で「肉と焼酎のふるさと・都城」を広くPRする「焼肉カーニバル」も3年ぶりに開催されます。例年は花火大会とあわせて、約5万人が来場する都城市最大級のイベントです。
今年はステージイベントも復活。バーベキューで都城のお肉と焼酎を味わいながら、子どもたちなどの楽しいステージショーを見ることができます。都城市観光協会によると、今年は2008年に行われたアカペラ日本一を競うテレビ番組で優勝した男性3人組グループで、みやこんじょ大使にもなっている・じゃーんず も出演予定だということです。
10月22日（土）11:00～20:00（肉パックの交換は19:00まで）
※荒天時23日（日）に延期。
料金など詳しくは都城市観光協会のホームページをご確認ください。
【会場】観音池公園自由広場
焼肉カーニバルと花火大会の会場では、新型コロナウイルスへの対策として、入場の際に手指消毒や検温の実施や、座席数を減らし客席の間にゆとりを持って設定するなどを予定しているということです。
詳しくは
「焼肉カーニバル」都城市観光協会 電話0986-23-2460
「花火大会」みやこんじょ花火大会実行委員会 電話0986-23-0502 までお問い合わせください。
