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  4. 胆振東部地震から5年

5年前の2018年9月6日、北海道を襲った「胆振東部地震」は大規模な土砂崩れや地盤の液状化、「ブラックアウト(全域停電)」などの大きな被害をもたらしました。そのときの記憶や教訓を忘れずに、次の大災害に備えるため、放送やWEBを通じ被災地の現状や減災に向けた新たな取り組みなどについてお伝えします。※順次、掲載内容を更新します。

あの日のこと、覚えていますか?

  • 2018年9月6日午前3時7分、胆振地方中東部を震源にマグニチュード6.7の地震発生
  • 厚真町で最大震度7、安平町とむかわ町で震度6強、札幌市東区などで震度6弱を観測
  • 厚真町で大規模な土砂崩れが起きるなどして、道内では災害関連死含め44人が犠牲に
  • 苫東厚真火力発電所が緊急停止、道内全域の295万戸が停電する「ブラックアウト」発生
  • 札幌市清田区では、大規模な液状化現象で住宅が傾き道路が陥没する被害が相次ぐ

 

映像で振り返る胆振東部地震5年

胆振東部地震の当時の様子と今を映像で比較してお伝えします。
(内容)
①道内全域が停電 ブラックアウト
②厚真町の大規模な土砂崩れ
③電池 水…求めて長い行列
④震度6強の安平町 被災した神社
⑤札幌市清田区の液状化現象

 

ほっとニュース北海道で放送

平日の午後6時から放送しているニュース番組「ほっとニュース北海道」では、9月4日(月)から、被災地の現状や復興への取り組み、地震を機に進む災害への備えなどについてシリーズでお伝えしました。
 

森林復興に挑む林業会社 厚真町
胆振東部地震で震度7を観測した厚真町では、大規模な土砂崩れが起きた森林の復旧が遅れ、現在も倒木の撤去や植林が続いている。町内では林業会社の廃業が相次ぎ、唯一残る会社も厳しい状況にあるが、林業の灯を消したくないと森林の復興に取り組んでいる。被災地の現状と森林の再生に向けた動きを伝える。
✅WEB記事はこちら👇
「厚真町の森を取り戻したい 町内唯一の林業会社の挑戦」

 

地域FMが防災発信強化 室蘭
室蘭のコミュニティーFMは、胆振東部地震の際、停電で情報が限られるなか放送を続け大きな役割を果たした。今年8月には、約120の町内会に協力を呼びかけ、スマホを活用して被害の状況をおくってもらうなどの新たな取り組みを始めた。防災情報の発信を強化しようという地域FM局の動きを伝える。
✅WEB記事はこちら👇
室蘭コミュニティーFM 地域をつなぎ防災力強化へ新サービス

 

あの日から5年 被災地の1日を詳しく
胆振東部地震の発生から、この日で5年。被災地での追悼の様子や地震の記憶を風化させることなく防火意識を高めていく取り組みなど各地の動きや関連のニュースを伝える。
✅WEB記事はこちら👇
胆振東部地震から5年 犠牲者を追悼 “記憶風化させない”

 

“観光大国”札幌市の避難者受け入れは
年間約1000万人の観光客が訪れる札幌市。胆振東部地震では観光客を含む大量の避難者が発生したが、ブラックアウトの影響もあり避難者の受け入れに混乱が生じた。これを教訓に札幌市は、地下歩行空間「チカホ」に非常用発電機を設置するなどの対策を進めてきた。コロナ禍を脱却し観光客の回復が見込まれる“観光大国”札幌市の避難者受け入れの現状を伝える。
✅WEB記事はこちら👇
「胆振東部地震から5年 観光都市札幌 観光客の避難先確保は」

 

被災地に響け復興ソング 厚真町
9月2日、厚真町の追悼式で、新しい復興ソングが披露された。歌を作った女性はこれまで何度も町を訪れ、親戚や仲間を亡くした男性などから話を聞いてきた。復興ソングに込められた思いと被災者の受け止めを伝える。
✅WEB記事はこちら👇
半﨑美子さん 厚真町に響く復興ソング

 

次の大地震に備えVRで疑似体験 浜中町
道内で「次の大地震」として懸念されているのが、千島海溝・日本海溝沿いの巨大地震だ。さらにその後、大津波が襲って来るとされている。過去に経験したことのない災害をVR=バーチャルリアリティーで疑似体験してもらい、防災意識を高めてもらおうと始まった道東の浜中町の取り組みを伝える。
✅WEB記事はこちら👇
胆振東部地震5年 次の大地震に備えてVRで被災の“想像”を



👇ほっとニュース道央いぶりDAYひだかで放送

災害時の頼られる存在に 苫小牧のラジオ局
9月1日から放送を開始した「FMとまこまい」。胆振東部地震を機に市民が立ち上げたFM局の開局までの道のりや、開局日の防災特番の様子などを伝える。
✅WEB記事はこちら👇
災害時に頼られる地域密着のラジオ局に 苫小牧

私の“再出発点” 胆振東部地震
あの日、アナウンサーは何を考えながらマイクに向かったのか。そして、何を学んだのか。当時、札幌局勤務だった糸井羊司アナウンサーの地震発生直後からの記録です。

 

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