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2023年10月10日(火)

3人に1人が激痛!? 増加する帯状ほう疹 そのワケは?

3人に1人が激痛!? 増加する帯状ほう疹 そのワケは?

帯状ほう疹を発症する日本人が増加するなか、以前に比べ20~40歳の子育て世代に多く発症。また50代では男性より女性に多く発症しています。なぜなのか?その謎を、世界が注目する日本の帯状ほう疹の大規模調査をもとに明らかにします。さらに治療しても後遺症が残り日常生活を送るのが難しくなるケースや、失明や難聴など深刻な状態に陥る人も。少しでも早く見つける方法は?治療法は?最新科学で解き明かしました。

出演者

  • 松尾 光馬さん (東京慈恵会医科大学 非常勤講師)
  • 桑子 真帆 (キャスター)

※放送から1週間はNHKプラスで「見逃し配信」がご覧になれます。

3人に1人が激痛!? 増加する帯状ほう疹

桑子 真帆キャスター:

今や80歳までに3人に1人が発症する帯状ほう疹ですが、宮崎県内の患者14万人に行った大規模調査によると、その発症率はコロナ禍での受診控えが広がる中、一時減少したものの、この25年間増加傾向にあります。

このうち1997年と2022年を年代別で見てみますと、2022年の発症率は1997年と比べて全体的に高くなっています。このうち、20代から40代の若い世代で発症率が上がっているのはなぜなのか。大規模調査から帯状ほう疹の真相が見えてきました。

激痛!帯状ほう疹の謎 なぜ増加?子育て世代

30歳の女性。2か月前に突然、帯状ほう疹にかかりました。

30歳 女性
「なんか、おかしいなって。右のあばらの下辺りがちょっとしびれているような」

一番ひどい時には腰に数十個の発疹と水ぶくれができ、ズキズキとした痛みが止まらなかったといいます。病院で治療を受けたものの、1か月ほど子育てもままなりませんでした。

30歳 女性
「痛み止めを飲んでいないと寝られないぐらい何もできなくなってしまう。子どもをだっこしなきゃいけないとき、どうしても(患部に)触れるので大変でした」

48歳のこちらの女性も、2023年4月、帯状ほう疹にかかりました。

48歳 女性
「朝起きて子どもの食事の支度をしていたら本当にむずがゆくて、あとチクチクと」

左の脇腹に、かゆみを伴う発疹が出たといいます。40代の自分がなぜ発症したのか、心当たりはありませんでした。

48歳 女性
「(帯状ほう疹は)60歳70歳になってからかかると思っていたので、びっくりした」
取材班
「原因はわからない?」
48歳 女性
「結局わからない。勝手に『疲れてるのかな』と」

なぜ、子育て世代で増えているのか。その原因を読み解く鍵が、宮崎県の患者を25年間調べた大規模調査から見えてきました。

宮崎県皮膚科医会 大規模調査 責任者 外山望医師
「ここ(20~40代)は、いちばん少ない世代だったけど、今はいちばん(発症率が)上がってきている」

調査をとりまとめる外山望医師。調査の当初は帯状ほう疹にかかりにくかった20代から40代で、近年、発症率がおよそ2倍に上昇していたのです。

外山望医師
「この世代が、変化としては大きく上がっている。“ブースター効果”、免疫賦活(活性)効果がかからなくなった」

“ブースター効果”とはいったいどんな仕組みなのか。

そもそも、帯状ほう疹の発症には水ぼうそうのウイルスが深く関わっています。水ぼうそうが治ったあとも、そのウイルスは体内に潜伏し続けます。

それが再び増殖し、神経を通って外に出ようとすることで痛みが発生。体の表面に出ることで発疹となります。

このウイルスに対抗するのが、免疫。日本の成人の9割以上が持っていますが、年を重ねるにつれ、その力は次第に落ちていきます。

そんなとき、免疫力を補ってくれるのが“ブースター効果”。

子どもを介して水ぼうそうのウイルスが取り込まれると、そのウイルスと免疫が闘い、免疫の機能が強化されるというものです。このとき免疫によってウイルスが排除され、また、帯状ほう疹を発症することもありません。

しかし近年、このブースター効果を大きく減少させる出来事がありました。それは、子どもへの水ぼうそうワクチン接種が法律で定められたことです。2014年、1歳から3歳の子どもを対象とした予防接種が努力義務になりました。

すると、水ぼうそうにかかる子どもが、およそ15分の1に激減。子どもを介して水ぼうそうのウイルスを取り込む機会が少なくなり、免疫が再び強化されるブースター効果が得にくくなったと考えられています。そのため、近年、20代から40代の子育て世代で帯状ほう疹が増加したのです。

48歳で発症した女性も、子どもに水ぼうそうの予防接種を受けさせていました。

48歳 女性
「子どもが(水ぼうそうに)かかるのは困るので、でも大人が重症化するとつらいと思うので、どっちがいいのか」

子どもを水ぼうそうから守りながら、大人の帯状ほう疹を防ぐ。対応は容易ではないと専門家は指摘します。

外山望医師
「水ぼうそうは怖い病気ですから、大人の帯状ほう疹を防ぐために水痘ワクチンを(子どもに)打つのをやめるのは本末転倒」

なぜ多い?50代女性

さらに、新たな事実が大規模調査から浮かび上がってきました。

帯状ほう疹は50代からその数が急激に増加。患者の7割を占めるのは50代以上です。

そんな中、分かってきたのは男女の発症率の違い。50代では男性よりも女性のほうが1.6倍多くなっていました。

58歳のこの女性も、2023年7月に帯状ほう疹を発症。最初の違和感は腰。2日後に赤い発疹が出たといいます。その後、眠れなくなるほどの強い痛みで夜、病院に駆け込みました。

なぜ、50代の女性に多いのか。発症する場所に注目して調べた専門家がいます。水ぼうそうや帯状ほう疹などのウイルスを50年近く研究する白木公康さんは、宮崎県の大規模調査を基に2,500人分のデータを分析。すると、50代の女性はある特定の場所で多く発症していることが分かりました。

千里金蘭大学 白木公康教授
「胸から下のところが女性は(数が)ぐっと膨らむ」

これは、体のどの場所で帯状ほう疹の症状が出たかを男女別に数え上げたグラフです。例えば男性で、ほおに発症した人は4人です。

女性の場合、胸、腰、仙骨のあたりに発症が集中していました。男性と比べ、2倍から10倍多くなっていたのです。

胸は授乳、腰は陣痛、仙骨は分娩に関係する神経領域があります。白木さんは、出産などの女性特有のライフイベントが関わっていると見て研究を進めています。

白木公康教授
「痛みの刺激が神経節に残って、20年前に起こった(痛みの)記憶が50代で戻ってくるんだろうと。ほかの疾患でも何年かして神経を使ったところが症状を出す病気がある」

女性特有のライフイベントと、帯状ほう疹の関係はまだ詳しく分かっていません。しかし、発症しやすい場所を知っておくことは早期発見につながるといいます。

白木公康教授
「ちょっとピリピリするとか、そんな感覚があったときには皮疹(発疹)が出てこないかを注意して、出てきたらすぐに皮膚科を受診して(症状を)軽く済ますということを心がけていただく」

なぜ発症するのか?

<スタジオトーク>

桑子 真帆キャスター:
一体どんなことに注意すべきなのか。きょうのゲストは、日本皮膚科学会の帯状ほう疹治療のガイドライン策定に携わっている松尾光馬さんです。

まず、特に帯状ほう疹を発症しやすく注意すべきな方を挙げさせていただきました。

帯状ほう疹の発症リスク
・がん
・糖尿病
・感染症
・高齢者
・ストレス
・過労
・免疫抑制治療
・自己免疫不全
など

がんや糖尿病などの持病を持つ方、それからインフルエンザや新型コロナなどの感染症を患っている方。高齢者、それから生活や仕事でストレスを抱えている方々などですが、共通点というのはあるのでしょうか。

スタジオゲスト
松尾 光馬さん (東京慈恵会医科大学 非常勤講師)
治療ガイドラインの策定に携わる

松尾さん:
帯状ほう疹の発症リスクというのはいろいろ要素はあるのですが、1つは先ほどVTRにありましたが、女性のライフイベントですね。それに関わる場合には20~30年後に出てくると。
あとは外傷なんかですね。例えば骨折であるとか、そういった場合には神経節のウイルスが活性化されて出てくることがあります。それは1週間以内に出ることが多いです。
ただ、やはりこういった高齢者であるとか、あとは糖尿病であるとか、自己免疫不全、そういった方というのはウイルスに対する細胞性免疫が落ちて、それで発症することが多いんです。やはり「免疫」というのがキーワードになってくると思います。

桑子:
「ストレス」というのは。

松尾さん:
ストレスに関しましては生活している上で短期的なストレスというのはあんまり関係ないのですが、慢性的に長期にかかるようなストレスであるとか、強い疲労であるとか、不眠、そういったものがあるとやはり免疫を下げてくるということが言われていますので注意が必要になってくると思います。

桑子:
「感染症」でいうと、コロナとの関連というのはどうでしょうか。

松尾さん:
コロナに関しましてはアメリカで大きな疫学的なデータがありまして、コロナに感染した場合、入院するとさらに感染率、帯状ほう疹の発症率があがるということがいわれています。

桑子:
では、帯状ほう疹の特徴を見ていきたいと思います。

「気付かぬうちに悪化」ということで、こちらは進行を表しています。まず発疹ができる前、1週間前から「前駆痛」といってピリピリとした痛みがあります。そして発疹。赤いぽつぽつができて、水ぶくれ、かさぶた、そして治癒に向かうということですが、この間にどうしたらいいのでしょうか。

松尾さん:
やはり痛みがある時というのはウイルスが増えていますので、その時期、もしくは発疹が出て水ぶくれにならないような時期、なっても早期に抗ウイルス薬を投与するというのが大事になってきます。そうすることによって、そういった痛みであるとか、あとは発疹の重症度というのを抑えられるということが分かっています。

桑子:
薬の飲み方でいうと。

松尾さん:
発疹が軽症な方ですと皮膚の状態がよくなると飲むのをやめてしまうという方がいらっしゃるのですが、やはり神経の中で活性化するウイルスですので、神経で増えているということを考えますと、お医者さんの出されたお薬をしっかり飲みきるということが大事になってくると思います。

桑子:

重症化するとどういうことが起きるのかということで、神経痛、しびれやマヒ、場合によっては顔面神経マヒ、それから失明、難聴になることもあると。こういった結果、仕事に行けない、外出できない、眠れない、うつ症状といったようにQOL、生活の質が低下することにつながると言うんです。

改めて年代別の推移を見ますと1997年から2022年、全体的に発症率が高くなっており、このあとどうなるのかということで、まず20代から40代、どう見ていますか。

松尾さん:
先ほど説明がありましたが、親御さん世代というのは免疫が結構下がっていますので、増えてきているというのはこういうデータで分かっています。ただ、ワクチンを打ち始めてもう10年近くたっていますので、これ以上、20代40代が上がってくるということはないように感じています。

桑子:
では、50代以上というのはどうでしょうか。

松尾さん:
50代以上に関しましては、やはり宮崎のデータを見てみますと、全体で見ても1年に2%ずつ発症率というのが上がってきているんです。今後、データを集積して分かってくることだと思いますが、さらに上がってくるという可能性もあると思います。

桑子:
実は、この50代以上の方々をさらに悩ませていることがあります。それは「後遺症」です。

5年後もまだ痛い!?帯状ほう疹の後遺症

帯状ほう疹の後遺症に5年たった今も悩まされている50代の女性。発疹が消えても痛み止めが手放せません。

後遺症に悩む 50代 女性
「(髪の毛)1本触ったときが嫌。こうやっているときは、ちょっと痛い。(今も)基本、襟付きの服とかハイネックとか着られない」

この女性を襲っているのが、後遺症の一つ「帯状ほう疹後神経痛」。

通常、帯状ほう疹の皮膚の痛みは、およそ1か月で治まります。しかし、後遺症になると何年も痛みに悩まされるケースも。50歳以上で帯状ほう疹にかかった人の2割に後遺症が残ります。その原因は、過度に増殖したウイルスが神経を激しく傷つけることにあると見られています。

50代 女性
「(後遺症は)半年ぐらいでよくなるかなと思っていたけど、いつになってもじわじわ痛い。活力を出そうと思うけど、出す気合いがないというか。痛いということ自体で疲れちゃっている。忘れたい。痛みを忘れたい」

最大の問題は、痛みを長い間患うことで生活の質が下がることにあると主治医は指摘します。

主治医 獨協医科大学 山口重樹教授
「『この痛みが生涯とれないんじゃないか』『どんどん強くなるんじゃないか』『もうダメだ』という心理面への影響が強いと思う。長いトンネルの中に入ってしまったような、本当に日常生活が一気にできなくなる」

なぜ、この女性は後遺症に悩まされることになったのか。帯状ほう疹の発症前後に、その分かれ道がありました。

この女性が最初に感じた違和感は「頭への痛み」でした。手持ちの痛み止めで数日間しのいでいましたが、7日ほどたっても頭痛は一向に治まりませんでした。

50代 女性
「何で痛いんだろう?と思っていたけど、仕事を休めないし」

違和感を感じて10日ほど。左の後頭部にピリピリとした痛みや耳鳴りを感じるようになりました。仕事も忙しく、病院には行きませんでした。

50代 女性
「吐き気があるとか、絶対おかしいと思えば(病院に)行ったでしょうけど日常的に動けるし、ちょっと痛いぐらいだったので重くは考えていなかった」

しかし、この「我慢」が後遺症に影響していたのでないかと見られています。

山口重樹教授
「(受診が)確実に遅れていたのは事実。ピリピリしているときには次の日は病院に行く。日本はどこでも救急外来にかかれる。帯状ほう疹と分かったら、すぐに抗ウイルス薬を出せる」

この女性が医療機関にかかったのは、ピリピリとした痛みを感じてから4日目。

後遺症を防ぐポイントは、痛みを感じたらなるべく早く専門医にかかること。この女性の場合、ピリピリとした痛みを感じた10日目ごろが受診のタイミングでした。

女性は治療を受けましたが、眠れないほどの痛みが続き、仕事も1か月近く休まざるを得ませんでした。その後、後遺症に詳しい専門外来を受診。今も痛みは続いていますが、薬を飲みながら日常生活を送れるようになっています。

50代 女性
「日常を続けることが目標。頑張るしかないと自分に言い聞かせて乗り切ってきた。痛いばっかり言っていてもしょうがないので、折り合いをどこでつけるかかもしれない」

帯状ほう疹の後遺症 どのくらい続く?

<スタジオトーク>

桑子 真帆キャスター:
痛みの後遺症は、どれぐらい続くと考えたらいいのでしょうか。

松尾さん:
50歳以上の方ですと、20%ぐらいの方が3か月以上続く「帯状ほう疹後神経痛」となるのですが、まれにですが20~30年続く方もいらっしゃいます。

桑子:
治療は。

松尾さん:
治療に関しましては、いろいろ痛みに対する治療薬は出てきていますので、1人で悩まずにペインクリニックなどを受診して治療していただくのがいいかと思います。

桑子:
後遺症を防ぐために大切なことを見ていきたいと思います。とにかく「早期の治療」ということで、治療開始は72時間以内に行うことが最大のポイントです。

これは、後遺症のウイルスの量と痛みの強さに関するグラフです。紫で示した「ウイルスの量」というのは、時間の経過とともに増えていきます。その少し後からオレンジ色の「痛みの強さ」が出てきます。後遺症の場合は、ウイルスが減っても痛みがずっとそのあとも続くということが特徴です。

そうならないためのポイントが、72時間以内の抗ウイルス薬の治療の開始ということですね。このポイントというのはどういうことになりますか。

松尾さん:
抗ウイルス薬の治験では、72時間以内に飲むと効果があるということが分かっています。抗ウイルス薬というのは、やはり増殖期、ウイルスが増えている時に飲まないと効かないということがありますので、より早期に飲んでいただくことが重要になってきます。

桑子:
この(グラフの)山をとにかく小さく抑えることが重要ということですね。できるだけ早く帯状ほう疹に気付く具体的な方法も見ていきたいと思います。

10の項目でチェックリストを作りました。例えば「発疹と痛みが同時にある」「症状が体の片側に出る」、このあたりはどう見たらいいでしょうか。

松尾さん:
帯状ほう疹というのは先ほどちょっとお話ししたかもしれないですが、痛みがある時にウイルスが増えているんです。それに発疹を伴えば帯状ほう疹の可能性が高いということになります。あとパネルで先ほど出ていましたけれども、片側で増殖するというのが帯状ほう疹の特徴になりますので、それがそろうと、やはり帯状ほう疹の可能性が高いということになると思います。

桑子:
あと「家族が帯状ほう疹を患った」。これは、うつるということなんでしょうか。

松尾さん:
これは家族、例えば、父親、母親、おじいちゃん、おばあちゃんがなった方、そういった方は帯状ほう疹になりやすいというデータがあります。やはりそういう家族歴がある方は、より気をつける必要があるのではないかなと思います。

桑子:

免疫を高めるための方法の1つが「ワクチン」ですが。今、日本では2種類の帯状ほう疹ワクチンがあります。どちらも打てる人の条件、予防効果、それから値段に違いがあります。人によっては副反応、痛みや腫れ、疲労感などが出るということもあります。
今、自治体によっては50歳以上の接種に補助金を出すところもあるということで、このワクチンについてはどう考えたらいいでしょうか。

松尾さん:
ワクチンは日本では2種類が打てます。けれども「不活化ワクチン」というのは、帯状ほう疹になりやすいと考えられる免疫不全の方、例えば免疫を抑制するようなお薬とかステロイドみたいなお薬を飲んでいる方、そういった方に関しては2023年の6月から18歳以上の方でも打てるようになっています。ただ、副作用で全身的な頭痛とか、発熱、疲労感というのが出ることがありますので、主治医の先生とよく相談をして、打つ時期を考える必要があるかなと思います。

桑子:
とにかく帯状ほう疹は多くの人がなり得るやっかいな病気なわけですが、私たちはどう向き合っていけばいいでしょうか。

松尾さん:
帯状ほう疹は早期の治療というのが重要になってきますので、われわれ医師がやはり早期発見、治療ができるということを確実にものにしていくというのが大事になってくると思います。あとは医師、患者さんも含めて帯状ほう疹のことを深く知っていただいて早期受診に促せるようにとつなげていければと思います。

桑子:
とにかくかかると、とてつもなく痛いと私も聞きました。体調の異変を甘くみず、早め早めの対処が必要です。

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