1月14日、土星の衛星「タイタン」に探査機が史上初めて着陸に成功した。ヨーロッパ宇宙機関が開発した「ホイヘンス」である。小型探査機は、「タイタン」の厚い大気をくぐり抜け、大気の成分の測定や画像の撮影を行い、さらに着陸後も表面の物質の測定などを行った。
その結果、海岸線に見える映像やいくつもの支流が集まり大河となって海に注ぎ込むような地形をとらえ地球に送って来たのである。氷点下180度もの低温のタイタンに、地球上の水循環に似た液体メタンによるシステムがあり、地球と似た風景を作り出していたのである。
番組では、探査機がとらえた370枚もの画像や着陸機の観測結果をもとに、知られざるタイタンの全貌に迫る。
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