夜明けの舞
伝統の神楽。舞い続けるものに訪れる、“夜明け”とは―
【NHK FM】
2019年2月9日 午後10時~午後10時50分(全1回)
※配信は、2月11日(月)正午~18日(月)正午まで。
【出演者】
小柳友 徳永えり 矢山治
髙橋凛人 坂口浩平 誉田健次
【作】
原田裕文
【スタッフ】
制作統括:安野正樹
技術:間世田竜臣
音響効果:武生壮史
演出:小林直毅
(宮崎局制作)
【あらすじ】
“神話のふるさと”宮崎県高千穂町で受け継がれる伝統の神事「夜神楽」。夕方から翌日の朝を迎えるまで夜を徹して神々に舞を捧げ、五穀豊穣を祈願する。高千穂の山あいの集落で生まれ育った青年、友明(小柳友)は、同世代の多くが町を離れる中、何となく地元に残って神楽の舞い手を務めてきた。県外から移住してきたシングルマザーの阿佐子(徳永えり)と出会い、その幼い息子に神楽を教えることになった矢先、集落の神楽の存続が危ぶまれる出来事に直面する。一度は神楽を続けることを諦める友明だったが、阿佐子が高千穂にやってきた本当の理由が明らかになり…。土地に根ざして生きること、伝統を受け継ぐことの意味とは?葛藤する若者が大切なものを見つけていく姿を、郷愁にかられる神楽の音の世界を交えて描く。