1人暮らしのための防災知識~発生時編~ NHK山口
- 2024年04月05日
いくら対策をしていても、いざ地震が起きると恐怖で冷静な判断ができないことがありますよね。もしもの時、「発生時にどういう行動をとるか」が、命を守る分かれ目になることがあります。発生時にとるべき行動として、国や自治体が呼びかけていることの中で、特に知っておいてほしいことを私が描いたイラストと共にお伝えします。
災害時は思わぬけがにつながることが多い
地震が起きると窓が割れてガラスの破片がちらばる可能性があります。
揺れた、と思って慌てて動くとけがをする危険があるため、部屋の中にはスリッパなどを用意しておくことをおすすめします。
また、地震は料理をしている時に起こることもあります。
慌てて火を消しにいきたくなりますが、無理に消しにいくのは危険です。揺れが落ち着いてから火を消すようにしてください。
揺れが収まったあとも注意!
揺れが収まったあとの行動でも知っておいてほしいことがあります。
夜の地震の場合、停電すると暗い中で明かりがほしくなりますよね。
その時、ろうそくやライターはなるべく使わないようにしましょう。もし、ガス漏れをしていた場合、火をつけると爆発する危険があります。
慌てずに避難を
外に避難する時は、ブレーカーを上げたまま、避難しないようにしましょう。
避難中に停電が復旧すると、漏電から火災につながる恐れがあるからです。慌てているかもしれませんが、ブレーカーを落としてから避難することが大切です。
エレベーターは閉じ込められる危険もあるので階段を使いましょう。
地震が起きると慌ててしまうかもしれませんが、二次災害を防ぐため、落ち着いて行動しましょう。
NHKでは、災害への備えだけでなく、
災害時の行動など防災の情報をまとめた「NHK防災」 (https://www.nhk.or.jp/bousai/)というサイトを公開しています。もしも、新生活の中で不安に思ったり知りたいことがあったら、ぜひ1度ご覧ください。