1人暮らしのための防災知識~家具編~ NHK山口
- 2024年04月03日
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この春で山口に来て4年目になる市本です!
私は山口で初めて1人暮らしを始めました。1人だと、小さな揺れでも実家にいた時よりも大きな不安を感じました。
そこで!1人暮らしを始める前に知っておけばよかったと思った防災知識を、私が描いたイラストと共にお伝えします。
新生活を始める前に、部屋の中を見渡して
ことしは元日に能登半島で地震があったように、地震はいつどこで起きるか分かりません。
部屋の中にひと工夫加えるだけでぐっと安全にできるんです。
国や自治体が推奨する対策の中で、1人でも簡単にできる対策を3つご紹介します。
対策① つっぱり棒
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タンスなどが倒れてくると大きなけがにつながります。でも、1人暮らしは賃貸が多くて固定したくても壁に穴があけられないことも多いですよね。
そんなときに有効なのが、「つっぱり棒」です。
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ポイントは、奥の壁側につけること。
手前につけると揺れた時に棒が安定せず、すき間ができて
外れてしまう可能性があります。
また、転倒防止のストッパーを家具の手前に挟んで使うと補強できます。
対策② キッチン
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電子レンジなど重たい家電は
粘着マットをつけて転落を防止しましょう。
食器棚は食器の下に
滑り止めシートを敷くと、食器が落ちにくくなります。
食器の扉には、開いて落ちてこないように
ヘアゴムを八の字にかけてストッパーにすることもできます。
対策③ 家具の配置
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地震は夜、寝ている時に起きることもあります。こういう時に、家具が倒れてくると危険です。ベッドに向かって倒れてこない配置にするだけで、ぐっと安全になるんです。
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そして、こちらはドアの横にタンスを置いている場合です。
左の絵は、タンスが倒れた場合ドアを塞いで逃げることができなくなってしまう例です。
右の絵のように、倒れたとしてもドアが塞がらないように配置しておくと、避難がスムーズにできます。
扉が開かなくなると、もしも外から救助してもらう時も、難しくなってしまいます。
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ちょっとした工夫で安全にできるので、
ぜひ一度、部屋を見直してみていただければと思います!