菊田一樹のどすこい豆知識 両国の国技館
- 2023年12月27日
NHK津放送局の夕方のニュース番組、「まるっと!みえ」の中で私、菊田一樹がお伝えしてきた大相撲の豆知識について、1つずつご紹介していきます。今回は「両国の国技館」についてです。 (津放送局 菊田一樹)
大相撲の聖地
両国の国技館は東京都墨田区横綱1丁目にあり、大相撲の聖地として知られています。大相撲以外にもプロレスやボクシングなどの格闘技、それにコンサートの会場としても使われています。
座席の種類
収容人数は1万人で、大相撲が行われるときの座席には土俵に最も近いたまり席、いす席、ボックス席など、さまざまな種類があります。
最も特徴的なのが升席です。名前のとおり、升のように四角い形にパイプで区切られていて、土俵からの距離にもよりますが、最大で4人がくつろぎながら大相撲を観戦することができます。
国技館の名物とは?
国技館での大相撲観戦に欠かせない名物となっているのが、焼き鳥です。
国技館の売店で販売されていて、ファンの多くは、焼き鳥を味わいながら大相撲を楽しみます。
なぜ焼き鳥?
なぜ焼き鳥なのでしょうか?その理由は縁起がよいとされているからなんです。
鳥は2本足で立ち、羽が地面につきません。羽(=手)に土がつかないことから鳥は相撲界では勝ちを連想させる動物として好まれているんです。
国技館の地下に焼き鳥工場
この焼き鳥は国技館の地下にある工場でつくられていて、場所中には1日およそ6万本もつくっているそうなんです。国技館に大相撲観戦に行ったらぜひ味わってみてください。