朝乃山に大谷翔平選手 家康も 話題の人物が“かかし”で大集合
- 2023年09月26日
その年に話題になった人物や世相を反映したユニークなかかしが集まる「中田かかし祭」が、コロナ禍をへて4年ぶりに、9月23日と24日の2日間、富山県高岡市で行われました。
40回目を迎えたことしは、地元住民や小中高生などが手作りした、力作の123体のかかしが展示されました。
ことしのグランプリは!?
見事、グランプリに輝いたのはこちら。
NHK大河ドラマ「どうする家康」にちなんだ徳川家康の作品。高岡市水道局の同好会の方たちが制作しました。若手職員を中心に、1か月間かけて制作したということです。
馬に乗った勇ましい家康の姿が、わらや発泡スチロール、畳などで巧みに表現されています。
富山出身のアスリートが勢ぞろい
大相撲の朝乃山には「三役復帰」という願い事も。来場所の活躍も期待ですね。
また、バスケットボールの八村塁選手(下右)も。来年のパリオリンピックに向けて、期待が高まります。
さらに、今シーズン、長崎ヴェルカでプレーすることが決まった馬場雄大選手(下左)。早くも10月行われる富山グラウジーズのホーム開幕戦での対戦が実現。地元凱旋も楽しみですね。
会場には富山県出身のアスリートのかかしが数多く展示されていて、ユーモアあるたたずまいで訪れた人の目を楽しませていました。
二刀流に、ペッパーミルでおなじみのあの選手も!
ボールとバットを同時に手にして二刀流を表現した大リーグの大谷翔平選手や、ペッパーミル・パフォーマンスでおなじみのラーズ・ヌートバー選手も登場しました。
有名選手たちの夢の競演で、会場の人気を集めていました。
(来場者)
「『チコちゃんに叱られる!』のキャラクターがかわいかった」
「どの作品もシュールで楽しめました」
(中田かかし祭実行委員会 道谷悦一 会長)
「4年ぶりの開催を待ち望んでいる人たちが多く、楽しんでもらえてよかったです。子どもたちにいい思い出を残していき、次世代にも続く祭りになってほしいです」