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鳥取 仁風閣・御座所の限定公開! 増井冴香キャスターが取材

~明治の姿をいまに残す白亜の洋館~
  • 2024年01月09日

 

鳥取市にある国の重要文化財・仁風閣。
大規模な改修工事を前に、当時の皇太子(後の大正天皇)が過ごした「御座所」が特別公開されました。
現在は休館中で見られない特別な展示を、増井キャスターがご紹介します!

明治の姿をいまに残す

 

ライトアップされた仁風閣
(暗さが相まって白が際立ちますね)

鳥取の名所の一つ、仁風閣!その歴史をご存知でしょうか?

明治40年、池田家第14代当主の池田仲博(いけだ・なかひろ)が建てました。

はじめは池田家の別邸として設計が進んでいましたが、当時の皇太子の山陰行啓が決まり、その宿舎として建てることにしました。

そんな明治の姿をいまに残す洋館。
近づいてみると…。

 

入口の柱

かなり傷みが進んでいますね。
そこで、昨年末からおよそ5年間休館し、改修工事が行われることになりました。

長期休館を前に、ある場所が公開されました!

行ってみましょーう!!!

特別公開!「御座所」

昨年末、期間限定で公開されたのがこちら。

 

御座所

2階にある「御座所」。皇太子が居室として過ごした部屋です。

 

仁風閣館長・坂根達哉さん

 

坂根さん

館内で最も格式が高い部屋。
室内の調度品の多くが当時のままで大変貴重です。

では、その調度品の数々を見ていきましょう!

 

漆塗りが施されたいすやテーブル。

 

背もたれには、皇室の象徴の菊の花

 

カーテンボックスには細かい彫刻。
この部屋だけの特別な装飾です。

 

鳥取県で最初に灯された灯り。
当時と同じ仕組みの電球が使われています。

 

暖炉

 

増井

大理石で重厚感がありますね~!

坂根さん

イタリア製で非常に貴重です。

 

増井

タイルのデザインが繊細!!

坂根さん

ヨーロッパから輸入されたもので、こちらも大変貴重ですね。

増井

世界の職人の技がこの部屋に詰まっているんですね

長期休館を前に、特別公開された仁風閣についてお伝えしました!

  • 増井冴香

    鳥取放送局 キャスター

    増井冴香

    担当番組「いろ★ドリ」
    仁風閣の傍でお花見をするのが毎年の恒例です🌸

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