吉野川市 国内初 オブスタクルスポーツの公認コースが誕生!
- 2024年04月11日
2028年夏のロサンゼルスオリンピックから「近代五種」に登場するオブスタクルスポーツ
オブスタクルは英語で”障害物”という意味で、あらゆる障害物をクリアしながら走ったタイムを競うスポーツです。
その国内初の公認コースが吉野川市に誕生!
岡田理紗キャスターが取材しました。
放送した映像も、あわせてご覧ください。
👇動画はこちらから
オブスタクルスポーツとは?
跳んで、つかんで、乗り越えて…駆け抜ける!!!
Obstacleは英語で”障害物”という意味です。
オブスタクルスポーツは、あらゆる障害物をクリアしながら走ったタイムを競います。
ただ、障害物からの落下や 壁を登りきれないなど2回失敗した時点で失格となります。
このオブスタクルスポーツは今のオリンピックの近代五種の「馬術」に代わり、2028年夏のロサンゼルスオリンピックから新たに登場します。
そのため注目され始めているスポーツです。
国内初のコースが吉野川市に誕生!
ことし3月、吉野川市に新たに作られた常設コースです。
海外では大会に合わせて仮設のコースを作ることが多く、常設コース自体世界でも珍しいそう。
コースには、100mの中に12の障害物があります。
これらを全てクリアして走り切ったタイムを競います。
誕生を喜ぶ県内アスリートたち
放送では、オブスタクルスポーツの実際のスピード感を感じてもらうべくプレーしていただきました!
県内アスリートの前田 竜太郎さんと岡田 翔真さんに感想を聞くと…?
速かったですね!!!
プレーしてみていかがでしたか?
実際に走ってみて楽しかったです!これからオブスタクルスポーツにどんどんチャレンジしていきたいです。
すごく楽しかったです!
失敗せずに終われてよかったです。一安心しました。
アスリートにコースの最大の難所を聞くと…?
同じくデモンストレーションをしてくれた
日本オブスタクルスポーツ協会の白川 知明さんにクリアのコツを聞くと…
勢いとタイミングと…あとはクリアする気持ちですかね。
僕の身長くらいの高さでうまく蹴り上げられたら壁の上をつかめると思います。つかんだらあとは腕力で登るだけです!
ふだんから体を鍛えているアスリートでも苦戦する反り返る壁、恐ろしい…!
地元徳島に練習拠点ができていかがですか?
シンプルにうれしいですね!
反り返る壁などコースでしかできない練習があります。実際にやってみて、クリアにはタイミングなどが大事だと感じたんですよ!コースでプレーすることでつかめる感覚があります。
コースが徳島にあるのは僕らにとっても徳島の方にとっても有利だと思ってます。
吉野川市のコースならではの工夫
コースの障害物の大きさやサイズなどは、現在の国際的な基準にのっとって作られています。
ただ、このコースにはオリジナルの工夫があります!
それが“足元の舗装”です。セメント・樹脂・土を配合して作られています。
そうすることによって、跳ねたときに地面からの反発が抑えられて選手の膝など体への負担を軽くすることができるそうです。
日本オブスタクルスポーツ協会の松島 光作さんにお話を伺いました。吉野川市で会社を経営していて、このコースを作られました!
Q どうして国内初の公認コースが吉野川市に?
A 日本オブスタクルスポーツ協会は昨年設立されました。その際にオブスタクルスポーツのコースを日本に作るという話を耳にしたんです。
日本で最初に大会をさせてもらえるなら吉野川市に作りたい!ということで手を挙げました。
Q ここをどんな場所にしていきたいですか?
A この吉野川市、そして徳島県を日本および世界に向けて発信できるような拠点にしたいです。
日本国内だけに限らず、世界中からもアスリートやオブスタクルスポーツに興味を持った人が集まってくれることを期待しております。
この吉野川市のコースで、初めてのデモ大会が行われます。レースのエントリーは締め切られましたが、観覧・体験会は参加可能です。
オブスタクルスポーツ デモ大会 2024 in 吉野川
📅日時
4月20日(土)午前10時~午後4時
※雨天の場合は翌21日(日)に開催
🌐場所
徳島県吉野川市鴨島町知恵島
💡概要
・エントリーした選手60名によるレース
・国内外のトップ選手によるデモンストレーション
・子ども・一般の方向けのコース体験会
💰料金
観覧と体験会は無料
☎問い合わせ先
実行委員会 事務局 0883-24-5111