この春が旬!徳島名産 春にんじんの特徴・料理・保存方法など紹介
- 2024年03月29日
実は、徳島県が生産量全国3位のにんじん。
まさにこの春、収穫の最盛期を迎えている藍住町のにんじん農家を訪ねました。
徳島のにんじん栽培の特徴🥕
今回にんじんについて教えていただくのは、藍住町でにんじん農家を11年している佐野健志さんと従業員の尾原愛実さんです。
まず徳島県ではにんじんを農業用ハウスで栽培しますが、実はこれ、徳島ならではなんです。
他県では農業用ハウスを建てにくい、さらさらな土で栽培しています。
一方、徳島の粘土質の土はハウスを建てやすく、シートを押さえる役割も。おかげで収穫の時期を他県より3か月ほど早めることが可能なんです。
また、温度管理が穴を開けるかたちになっています。
こうすることで、その時々の天候や気温に応じた温度管理ができます。
また雨が降ったあとでもハウスの谷間に水溜まりができないように、緩やかに排水溝まで傾斜がつくよう農業用ハウスならではの工夫も施しています。
ことしは種まきの時期に雨が少なく乾燥していたので不作が懸念されていましたが、例年通りきれいでおいしいにんじんができたそうです。
収穫時期は3月~5月。1日2t、年間でおよそ100t収穫できるということです。
ちなみに私たちがスーパーで買うとき、より良いにんじんの選び方も教えてくれました。
まず下のほうまでしっかり太っている。
そしてオレンジの色あいが鮮やかなもの。
あと葉っぱの切り口がきれいなものを選んでいただくと新鮮なにんじんの目安になるかなと思います。
にんじんを使った料理を紹介🥕
収穫したばかりのにんじんを使って、連続テレビ小説『ブギウギ』でも出てきた「にんじんのがっぱら餅」を作っていきます。
にんじん嫌いの主人公の娘さんが作ってもらっていたあの料理です。
作り方はとっても簡単!以下の通りです。
🍚材料
ごはん・・・・250g
にんじん・・・1本
小麦粉・・・・50g
砂糖・・・・・50g
水・・・・・・100ml
黒ごま・・・・小さじ2
塩・・・・・・ひとつまみ
サラダ油・・・少々
🍴作り方
①温かいごはん・にんじんをすりつぶす
②小麦粉・砂糖・黒ごま・塩・水を入れる
③よくかき混ぜる
④フライパンの上で形を整えて焼く
薄く焼くとカリカリとした食感になっておいしく仕上がります!
できあがったのはこちら。
ごまが香ばしくて甘くておいしい一品です
おいしい!
『ブギウギ』でにんじんのがっぱら餅を作るっていうのを見ていたのですごくうれしいです。
佐野さん
今後もみなさんの食卓にいつも同じおいしいにんじんを届けられるように頑張って作っていきたいと思っています!
にんじんワンポイントアドバイス🥕
ここからは、にんじんがよりおいしくなったり、長持ちする方法をお伝えします。
★生にんじんがよりおいしくなるポイント
生にんじんにオリーブオイルをかけると栄養が取りやすくなります。オリーブオイルをかけるだけでもおいしいですが、塩を少し加えるだけでよりおいしくなります!
★にんじんを長持ちさせるポイント
続いてにんじんを長持ちさせるポイント。
用意するのは、キッチンペーパーとビニール袋です。
濡れたキッチンペーパーでにんじんをまき、
そのにんじんをビニール袋に入れて冷蔵庫で保管すると、長持ちします。是非お試しください!