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即効!防災「水害時の避難」

  • 2023年05月29日
即効!防災「水害時の避難」
2023年5月29日放送

・気象庁(気象台)が記者会見を開くような大雨の時は、避難のサイン
・防水性のあるスニーカーや脱げにくい長靴・雨具を利用し、濡れることによる体温低下を防ぐ
・夜間の車の避難では、ヘッドライトの反射で浸水したアンダーパスに気づかないことも

きょう、四国地方が梅雨入りしたとみられると発表があり、まもなく台風も心配な時期にもなります。
風水害の避難で一番大切なことは、情報収集です。気象庁(気象台)が「大雨に関する記者会見」を開くような場合は、避難の準備を始めましょう。収集が難しい人には、ぜひ、周囲の人が教えてください。

移動に不安がある人は、雨が降り始める前に避難行動をとるようにしてください。雨が降り始めたら、避難経路に危険がないかしっかり確認しながら移動してください。避難の途中で服や靴が濡れてしまうと体温が低下しますので、濡れない工夫も重要です。ひざくらいまである脱げにくい長靴を用意しておいたり、雨具を用意したりするといいです。傘などは風が強い際には、避難が難しくなるので注意してください。さらに、非常持ち出し袋も、中のものが濡れないように防水のものがおすすめです。防水でない場合は、ビニールなどに入れておくと濡れることを防げます。ただし、さらに流れるくらい道に水がたまっている場合、特に子どもや高齢者など、外に出ると足をとられることもあります。非常に危険なので避難についても慎重に判断してください。

注意したいのは、夜間の避難です。ヘッドライトの反射で、雨に濡れている路面と浸水している水面の区別がつかず、たとえば、浸水したアンダーパスなどでは車で突っ込んでしまうことがあります。今のうちからしっかりと準備を進めておいてください。

 

※なお掲載している情報は放送当時のものです。

  • 谷口慎一郎 

    高松放送局アナウンサー

    谷口慎一郎 

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