NHKスペシャル

認知症800万人時代 行方不明者1万人
~知られざる徘徊の実態~

認知症の人、認知症の疑いがある人が徘徊などで行方不明に…。
こうした認知症の行方不明者について、NHKが各都道府県の警察本部に取材した結果、その数は2012年の1年間でのべ9,607人にも上り、うち351人が死亡、208人が2012年末時点でも行方不明のまま、という実態が明らかになった。
ほとんどの場合、事件でも事故でもないため情報が公開されず、埋もれ続けてきた認知症の行方不明者。
番組では、全国各地の警察への取材や自治体アンケートなども行い、認知症の行方不明者の実態と全体像を初めて明らかにする。
また、動き出した対策の現場も取材。浮き彫りになる課題を見つめ、悲劇を少しでも減らすために社会はどうすれば良いのか考えていく。
去年11月に2夜連続で放送し、大きな反響のあったシリーズ「“認知症800万人”時代」の第3弾として放送。