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埼玉県知事選挙2023 8月6日は投票へ 県内各地で呼びかけ

  • 2023年7月24日

平成23年に行われた埼玉県知事選挙の投票率、24.89%。これは埼玉県知事選挙として、過去最低なだけでなく、全国の知事選挙でも過去最低の投票率となっています。埼玉県知事選挙では投票率が低い状況が続いていることから、8月6日の投票日に向け、県内各地で工夫をこらした投票の呼びかけが行われています。

さいたま局記者・二宮舞子/熊谷支局記者・澤田浩二/春日部支局記者・小川高史

全国最低の投票率を記録した埼玉県知事選挙

これは、総務省が調べた全国の県知事選挙で、過去に投票率が低かった5つを示したものです。埼玉県知事選挙は、平成23年の24.89%は全国の知事選挙で過去最低となっているほか、平成19年と平成27年もあわせた3つが、全国の下から5つに入っています。
前回、4年前の選挙は、30%を超えたものの、埼玉県と県内各地の選挙管理委員会は、投票率のアップにつなげようと、あの手この手の取り組みを進めています。

投票日8月6日は「来てー♪」

埼玉県選挙管理委員会が作成したチラシ

「8.6来てー♪」。

埼玉県選挙管理委員会は、投票率アップに向けて、特に若者に向け得た発信を強化しようと、誰もが知っているキャラクターを活用。キャラクターの名前の響きにリンクさせた「8.6来てー♪」というキャッチフレーズです。
埼玉県知事選挙の投票日が「8月6日」であることの認知度を高めるとともに、選挙への関心を高めて投票率をアップさせたいというねらいです。

県選挙管理委員会によりますと、知事選に関する選挙啓発事業について複数の広告代理店によるコンペを実施。提案された16のアイデアから、市町村課や選挙管理委員会の若手職員、それに「選挙カレッジ生」と呼ばれる選挙啓発に取り組む大学生のボランティアなどにそれぞれの案に対して得点をつけてもらい、若者の感性を大切にしてこの案に決めたということです。

投票の呼びかけを行っているボランティアの大学生たち

7月30日には、JR大宮駅で、ボランティアの大学生たちがキャラクターとコラボしたチラシとともに、暑い夏を乗り切るためのうちわや入浴剤などを配布する予定です。埼玉県選挙管理委員会は、特に、若い人の選挙への関心の高めることに力を入れていくことにしています。

埼玉県選挙管理委員会小此木 一晃 主査
「県選挙管理委員会としては、有名なキャラクターをイメージキャラクターにして、若年層から高齢者まで幅広い年齢の人に対して選挙期日をアピールする啓発を行っています。
子どもの時に親と一緒に投票に行った人は成人してからの投票率が高いというデータもありますので、お子さんがいらっしゃる方は、親子で投票に行っていただければうれしいです。暑い中ではありますが、期日前投票も活用してもらって、ぜひ、皆さんの大事な一票を行使してほしいです」。

深谷ではある郷土の偉人が描かれた投票済証を配布

一方、深谷市は、投票率の向上につなげようと、ある郷土の偉人が描かれた「投票済証」を配っています。それがこちら…。

地元出身の実業家で、「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一が描かれています。来年、2024年には、渋沢栄一の肖像が描かれた新しい一万円札が発行される予定であることから、渋沢栄一の人気にあやかり、投票率の向上とともに新しい一万円札の発行に向けた機運を高めようと、今回、この投票済証が作成されました。

投票済証は名刺ほどの大きさで市のキャラクター、「ふっかちゃん」や地元の名産、「深谷ねぎ」などもデザインされています。
期日前投票が始まった、7月21日の午前中から、深谷市役所では、「渋沢栄一の投票済証はどこでもらえるのですか」などと問い合わせる有権者の姿が見られ、関心の高さが感じられました。

深谷市選挙管理委員会が用意した投票済証

前回4年前の埼玉県知事選挙で、深谷市の投票率は30.23%と、県内72の市区町村の中で低い方から9番目だったということです。
深谷市選挙管理委員会は、投票率の向上につなげようと、この投票済証を期日前投票所や投票日の各投票所でも配ることにしていて、希望するすべての人に配れるように、十分に余裕をもって枚数を用意しているということです。

深谷市選挙管理委員会 柴崎弘文さん
「この投票済証をきっかけに、選挙に興味をもってもらい、たくさんの方に投票に行ってもらいたいです」

子どもといっしょに投票へ。投票所に用意されたものは…

期日前投票所に設置された「期日前投票限定ガチャ」

松伏町の期日前投票所に、設置されたのは、ハンドルを回すと、カプセルが出てくる機械、その名も「期日前投票限定ガチャ」です。
期日前投票をする有権者とともに訪れた18歳未満の子どもが、この「ガチャ」を行えます。
若い世代の投票率の向上を図るとともに、子どもたちに選挙を身近に感じてもらおうと、松伏町選挙管理委員会が、今回初めて設置しました。設置されるのは、期日前投票が行われる7月21日から
8月5日までの期間限定です。

カプセルの中に入っているのは、町のPRキャラクターの「マップー」や町内にある「まつぶし緑の丘公園」のマスコットキャラクター、「みどりん」が描かれたキーホルダーと合成樹脂のスタンド。選挙管理委員会は、今回、あわせて500個、準備しました。

期日前投票が始まった7月21日は松伏町の小学校の夏休みの開始と重なったこともあり、期日前投票所には、子どもを連れた有権者の姿が多く見られました。

母親と一緒に訪れた12歳の男の子
「『ガチャ』ができて、楽しかったです。18歳になったら、必ず選挙に行きたい」

松伏町選挙管理委員会 関根光芳 書記長補佐
「これから有権者となる子どもたちに選挙を身近に感じてもらい、選挙への関心を高めてほしい。子ども連れや若い世代の選挙離れの防止につなげたい」

埼玉県知事選挙の投票日は8月6日で、即日開票されます。

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