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埼玉県知事選挙2023 立候補者は? 構図や注目ポイントは?

  • 2023年7月20日

任期満了にともなう埼玉県知事選挙は7月20日に告示され、現職と新人のあわせて3人が立候補しました。8月6日の投票日に向けて、選挙戦が行われています。選挙の構図や注目ポイントを県政担当の記者が解説します。

さいたま局記者 藤井美沙紀

候補者の訴えを深掘り
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知事選挙 選挙の構図は?

立候補したのは、届け出順にご覧の3人です。

共産党が公認する柴岡氏は、党県委員会の書記長を務めています。

音楽家の大沢氏は、県知事選挙には初めての立候補です。

2期目を目指す大野氏は、自民党、立憲民主党、日本維新の会、公明党、国民民主党のいずれも県組織が支持しています。

1期4年務めた現職に対し、2人の新人が挑む構図です。

前回の知事選挙で、現職の対立候補を支援した自民党と公明党の県組織は、今回は現職を支援しています。

立憲民主党と国民民主党の県組織は前回に引き続き、現職を支援しています。

日本維新の会の県組織は、今回、現職を支援しています。

前回は、現職を支援した共産党は、今回は新人を擁立しました。

埼玉県の抱える課題は?

さいたま市周辺

埼玉県では、75歳以上の後期高齢者が全国で最も速いスピードで増えると見込まれています。県内の自治体のなかには、2040年には、人口の4割以上を後期高齢者が占める見通しのところもあります。急速に高齢化が進む中で、どのように備えを進めていくかは大きな課題です。

また、埼玉県は、人口10万人あたりの医師の数が全国で最も少なくなっていて、県北部を中心に医師不足が深刻な課題となっています。埼玉県は医師会や医療機関などと連携し、医師不足の地域や診療科で勤務した場合に奨学金の返済を免除する制度などを導入し、医師不足の解消に取り組んでいます。

今回の県知事選挙 争点は?

最大の争点は現職の大野氏の1期4年間の県政運営への評価です。
新型コロナウイルスや豚の伝染病のCSF「豚熱」などの感染症対策、台風や大雨などの災害対策、それに物価高への対応などにあたってきた、この4年間の県政運営が問われることになります。このほか、急速に進む少子高齢化への対応策や地域経済の活性化策なども争点とみられます。埼玉県が抱える課題に対し、各候補者がどのような政策を立て、訴えていくかが注目されます。

投票率はどうなる?

埼玉県内の選挙は、たびたび全国的にも低い投票率を記録してきました。埼玉県知事選挙の過去5回の投票率は以下のとおりです。

前回は32%を超えましたが、前々回までは3回連続で20%台でした。平成23年の24.89%は埼玉県知事選の過去最低の投票率です。有権者の4人に1人しか投票していない計算になります。
この24.89%という投票率は、埼玉県知事選で過去最低というだけではなく、全国の県知事選挙で、過去最低の投票率です。

これは、総務省が調べた全国の県知事選挙で、過去に投票率が低かった5つを示したものです。
埼玉県知事選挙は、全国の最低だけでなく、下から5つに3つが入っています。

こうした状況について、埼玉県選挙管理委員会は、次のように分析しています。

埼玉県選挙管理委員会
「埼玉県は一般的に選挙への関心が低いといわれる若者が、多いことが一因となっている。また、居住年数が短かったり都内で働いたりしている人は、地域への愛着を持ちにくいのではないか」

埼玉県は、この春に行われた県議選でも、統一地方選挙が行われた41の道府県議選でもっとも低い投票率を記録しています。

日本青年会議所埼玉ブロック協議会が、県民を対象に7月に行ったアンケート調査によりますと、「埼玉県知事選挙があることを知っているか」とたずねたところ、「知っている」と答えたのは、全体の22%にとどまりました。

こうしたことから、今回の知事選挙でも、投票率の低下を懸念する声が、関係者の間で広がっています。

こうしたなか、埼玉県選挙管理委員会の職員や大学生ボランティアが、高校への選挙出前講座を行っているほか、自治体でも独自のデザインの投票済証を作るなど、投票率を上げるための取り組みが各地で行われています。

投票率がどのようになるのかも今回の県知事選挙の注目ポイントの1つです。

埼玉県知事選挙 投票日は8月6日

埼玉県知事選挙は、8月6日が投票日で、即日開票されます。告示翌日の7月21日からは期日前投票が行われます。

県知事選挙は、今後4年間の埼玉県のかじ取り役を選ぶ、重要な選挙ですので、有権者の方にはぜひ貴重な1票を投じていただきたいと思います。

  • 藤井美沙紀 記者

    藤井美沙紀 記者

    2009年入局。秋田局、国際部などを経て現職。

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