4月9日に投票を迎える埼玉県議会議員選挙。NHKは候補者141人を対象に、取り組みたい政策などについてアンケートを行い、ほとんどの候補者が回答しました。その結果を紹介します。
アンケートは取り組みたい政策や県政運営に対する自身の考えなどを尋ね、全22問の選択式で、埼玉県議会議員選挙に立候補した141人を対象に行い、97.2%にあたる137人から回答を得ました。
埼玉県議会議員として最も取り組みたいことについては
▽「教育・子育て支援」が37.2%と最も多く、
次いで
▽「まちづくり・防災」が21.9%、
▽「医療・福祉」が16.8%でした。
埼玉県では75歳以上の高齢者人口が全国で最も早く増加すると推測される中、県が最優先で
取り組むべきこととして、
▽「介護人材の確保・定着」が38.7%、
▽「高齢者の健康づくりの推進」が33.6%、
▽「高齢者の孤立防止対策」が10.9%でした。
埼玉高速鉄道の延伸計画をめぐり、どこまで延伸するのがいいかについて、
最も多かったのは
▽「岩槻駅」が29.9%、
次いで、
▽「蓮田駅」が28.5%、
▽埼玉スタジアム付近が10.9%でした。
エスカレーターの利用者に立ち止まって乗ることを求める県の条例に罰則をつけることについては、
▽「不要」と「どちらかといえば不要」をあわせると69.4%、
▽「必要」と「どちらかといえば必要」をあわせると25.6%でした。
人口10万人あたりの医師の数が、全国で最も少ない埼玉県。
医師不足の解消に向けて、県が最優先で取り組むべきことについては、
▽最も多かったのは「医学部の地域枠の拡大」が43.8%、
次いで、
▽「大学病院などの誘致」が30.7%、
▽「医師の研修制度の充実」が9.5%でした。
選挙戦リポートで紹介した候補者たちの回答は、NHKのWEBサイト「統一地方選挙2023」でご覧いただけます。
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