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埼玉県議選告示 16選挙区で23人が無投票当選

  • 2023年03月31日

統一地方選挙の前半戦、埼玉県議会議員選挙は31日告示され、51の選挙区93人の定員に対して141人が立候補しました。選挙区は前回、4年前の選挙と比べて1減っています。
このうち16の選挙区のあわせて23人の当選が無投票で決まりました。無投票となった市区町村はさいたま市の3つの区などあわせて31となり、全体の43%に上りました。

政党別の立候補者

政党名 立候補者数
自民党 59
公明党 9
立憲民主党 12
共産党 9
政治団体の「無所属」 3
埼玉県市民ネットワーク 2
日本維新の会 6
れいわ新選組 1
諸派 1
無所属 39

 

新旧別では、現職が73人、元議員1人、新人が67人となっています。また、男女別では、男性が114人、女性が27人となっています。女性の立候補者数は前回・2019年の選挙より1人増えていますが、横ばいの状態が続いています。

16選挙区で無投票

51の選挙区のうち16の選挙区で立候補者が定員と同じとなり、あわせて23人の当選が有権者による投票が行われずに決まりました。

県北部や秩父地方の4つの選挙区のうち、3つの選挙区で無投票となったほか、さいたま市や新座市、八潮市など都市部の選挙区でも無投票となっています。

選挙区

定数 自治体
南3区 1 さいたま市西区
南4区 2 さいたま市北区
南5区 1 さいたま市大宮区
南15区 1 北本市
南17区 1 志木市
南18区 2 新座市
西3区 1 飯能市
西8区 1 日高市
西11区 1 鶴ヶ島市
西12区 2 東松山市・川島町・吉見町
西13区 1 滑川町・嵐山町・小川町・ときがわ町
北1区 2 秩父市・横瀬町・皆野町・長瀞町・小鹿野町・東秩父村
北2区 2 本庄市・神川町・上里町
北3区 3 深谷市・美里町・寄居町
東9区 1 八潮市
東11区 1 幸手市・杉戸町

無投票当選の推移

前回・2019年の選挙では22の選挙区で32人が無投票で当選しており、選挙区、当選者ともに過去最多となっていました。

4回連続無投票の自治体も

過去5回の選挙について無投票の状況を市区町村別に見ると、秩父市、滑川町、嵐山町、小川町、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村の1市8町1村では4回連続で無投票となっています。また、さいたま市北区では3回連続で無投票となっています。

【表に誤りがありました】
上記の表で、今回の選挙について、さいたま市岩槻区(南12区)では選挙が行われるにもかかわらず、4月8日まで無投票と誤って表記していたため修正しました。大変失礼いたしました。

無投票の背景は

埼玉県議選で無投票となる選挙区が相次いでいることについて、政治学が専門で埼玉大学の松本正生名誉教授は、投票率の低下などの“選挙離れ”に加えて、県議会議員の役割が有権者にとって見えにくいことが背景の1つにあると指摘しました。

「地域の声を行政につなぐ役割としては市町村議会議員がいますし、地域の代表という意味では自治体の首長がいます。これに対して、県議会議員は“中2階”的な存在で、有権者から見ると具体的なイメージがつかみにくいことが、立候補への関心が高まらない理由になっていると思います」

また、いわゆる1人区に無投票が多いことも背景の1つだと指摘しました。

「地域のつながりが薄れているなかで、候補者を出す主体は政党になっています。複数の議員を選ぶ選挙区に対して、1人の議員を選ぶ1人区では、特定の地域や支持層だけではなく、選挙区全体からまんべんなく支持を集めなければ当選できないので、政党が候補者を出すことが難しいのです」

埼玉県議選とさいたま市議選の最新情報を掲載しています。

 

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