ギリシャでは「スティファド」と呼ばれる煮込み料理です。ポイントのシナモンは、お菓子の香りづけのイメージが強いですが、煮込むと深いうま味とコクが加わります。
1.材料の準備をする。たまねぎは薄切りに、にんにくはみじん切りに。牛こま切れ肉は、2~3cmくらいに切る。
2.鍋にオリーブ油を入れ、弱めの中火にかけ、(1)のたまねぎを入れてしんなりするくらいまで炒める。(1)の牛こま切れ肉とにんにくを加えて、さらに炒める。
3.牛肉の色が半分ほど変わったら、トマトピュレ、赤ワインビネガーの半量、赤ワイン、水を加えて、具が汁にひたるようにならす。ローリエを加えて沸騰させる。
赤ワインビネガーの代わりに他の酢でもOK。
4.弱火にしてシナモンスティックを沈め、ふたをして約15分間煮込む。
5.赤ワインビネガーの残りと、塩・こしょうで味付けをしたらできあがり。皿に盛り付け、お好みでパセリのみじん切りとサワークリームをトッピング。
ギリシャでは「スティファド」と呼ばれる煮込み料理。小ぶりなたまねぎの一種が名前の由来。
シナモンは「肉桂(にっけい)」の樹皮で作られたスパイス。煮込み料理に使うとギリシャ風になる。