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羽田空港 年末年始でスタッフ増やし対応 落とし物に注意 遺失届はオンラインで!

  • 2023年12月29日

ふるさとへの帰省や旅行などで羽田空港を利用する人も多いのではないでしょうか?

羽田空港では、大手航空会社の利用客が増える時期に入り、手荷物カウンターやスタッフを増やして対応にあたっています。

一方、利用客が増えることで増加するのが落とし物です。

落とし物を多くの持ち主に返せるよう、遺失届の提出を呼びかけるイベントが羽田空港で先日行われ、警察官などがオンラインで提出ができることをPRしていました。

羽田空港多客期に入りスタッフ対応

26日から年末にかけ、羽田空港を出発する国内線の利用客数は、1日あたり全日空が5万人を超えるほか、日本航空が4万人前後と見込まれ、年末年始の利用客が多い時期に入りました。

羽田空港の出発ロビーでは、国内線の手荷物カウンターを増設したり、別の部署から応援をもらってスタッフを増やしたりして対応にあたっていました。

また、年末年始の期間中は子どもだけでの航空機の利用が大幅に増えるということです。

また、子どもだけの利用が多く、急きょ、専用の受付カウンターを設けて対応にあたる会社もありました。

1人で沖縄に向かう10歳の男の子

おじいちゃんとおばあちゃんの家に行きます。1人で乗るのは慣れました。

 

40代の父親

仕事があるので子どもを先に行かせて、あとで追いかけます。コロナが落ち着いてきたので安心して行かせられます。

 

空港の旅客サービスを行う会社の戎健吾さん
「26日になってカウンターが大変混雑し、昨日までとは違う状況になりました。今後も混雑が予想されますので、空港にはできるだけ早く来てもらいたいです」

年末年始 落とし物に注意

帰省や旅行などで年末年始に空港を利用する人が多くなるとともに増えるのが落とし物です。落とし物を多くの持ち主に返せるよう、遺失届の提出を呼びかけるイベントが羽田空港で行われ、警察官などがオンラインで提出ができることをPRしていました。

警視庁によりますと、ことし(2023年)東京都内で届けられた落とし物の数は11月末までに、およそ370万件だった一方で、落としたことを届け出る遺失届が提出されたのは92万件にとどまっています。

落とし物を多くの人に返そうと、遺失届の提出を呼びかけるイベントが羽田空港で開かれ、警視庁と航空会社のスタッフなどおよそ30人が参加しました。

イベントでは、警察官などがチラシを配って、遺失届をスマートフォンなどからオンラインで提出できることをPRしていました。

ことし(2023年)、東京空港警察署管内での落とし物の件数は11月末までに9万5000件と、新型コロナが5類に移行し、空港の利用客が増加したことに伴い、去年の同じ時期と比べておよそ1.5倍に増えているということです。

東京空港警察署 川元一郎署長
「警察署が離れた場所にあるため届け出をためらう人もいると思うが、オンライン申請を気軽に活用してほしい」

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