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2024年1月ー3月 全国的に暖冬傾向 短期的に大雪も 関東甲信は?気象庁 3か月予報

  • 2023年12月20日

暖かい日が続いている、ことしの冬。
気象庁が発表した長期予報によりますと、2024年1月から3月までの3か月間も全国的に気温が平年より高くなる見込みです。

関東甲信地方は、寒気の影響を受けにくいため、向こう3か月の気温は「平年より高い」と予想されています。また、低気圧などの影響を受けやすいため、向こう3か月の降水量は「平年並か多い」見込みです。

2024年1月~3月…暖冬傾向

気象庁が19日に発表した2024年1月から3月にかけての3か月予報によりますと、3か月間の平均気温は北日本から沖縄・奄美にかけて全国的に「平年より高い」と予想されています。

◇要因は?◇
暖冬傾向が続く要因について、気象庁は、▽地球温暖化に加え、▽日本付近では上空の偏西風が北に蛇行し寒気の影響を受けにくくなることなどが考えられるとしています。

◇降雪量は?◇
このため、3か月間の降雪量も北日本から西日本にかけての日本海側でいずれも「平年より少ない」見込みです。

◇降水量は?◇
降水量は、北日本に加えて、東日本の日本海側で「ほぼ平年並み」、東日本の太平洋側と西日本の日本海側で「平年並みか多い」予想で、西日本の太平洋側と沖縄・奄美では南から暖かく湿った空気が入りやすいため「平年より多い」見込みです。

◇一時的に大雪のおそれ?◇
一方で、偏西風が南に蛇行する時などに短期的に強い寒気が流れ込み大雪となる可能性があるとしています。

気象庁異常気象情報センター 楳田貴郁所長
「このところ北日本を中心に雪の量が多くなっているように今後も一時的に大雪となる可能性があるので、最新の気象情報に注意してほしい」

関東甲信地方は?

関東甲信地方は、寒気の影響を受けにくいため、向こう3か月の気温は「平年より高い」と予想されています。また、低気圧などの影響を受けやすいため、向こう3か月の降水量は「平年並か多い」見込みです。

<月別の天候>
1月 低気圧などの影響を受けやすいため、平年に比べ晴れの日が少ない見込みです。
2月 低気圧などの影響を受けやすいため、平年に比べ晴れの日が少ない見込みです。
3月 天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。

<月別の平均気温と降水量>
1月 平均気温は「平年より高い」見込みで、降水量は「平年並みか多い」と予想されています。
2月 平均気温は「平年より高い」見込みで、降水量は「平年並みか多い」と予想されています。
3月 平均気温は「平年並みか高い」見込みで、降水量は「ほぼ平年並み」と予想されています。

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