コロナ定点把握感染者数の前週比 東京 神奈川 埼玉 千葉～12月10日
- 2023年12月15日
【12月4日～12月10日】新型コロナの定点把握による感染者数について、12月10日までの1週間の状況です。全国では1つの医療機関あたりの平均の患者数は前の週の1.28倍となりました。関東地方の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県は、前回、前々回の発表時と同様に、そろって前の週よりも増加しています。感染状況や推移を図表でまとめました。
（発表時点の感染者数です）
全国 全都道府県で増加
厚生労働省によりますと今月10日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から3796人増えて1万7379人となりました。また、1つの医療機関あたりの平均の患者数は3.52人で前の週の1.28倍となりました。前の週から増加が続くのは3週連続となります。
都道府県別では多い順に、北海道が7.82人、山梨県が7.76人、長野県が6.64人、岐阜県が5人、愛知県が4.8人などとなっていて、全ての都道府県で前の週より増加しています。
厚生労働省
「3週連続の増加で、前の週と比べるとすべての都道府県で患者が増加した。例年冬は感染が拡大する傾向にあることから、感染対策を続けて欲しい」
東京都 前週比1.22倍
東京都内の感染症について、都は12月10日までの1週間の1医療機関あたりの感染者数を公表しました。このうち新型コロナは2.31人と前の週の1.22倍となり、3週連続で増加しました。
都は、換気や場面に応じたマスクの着用、せっけんでの手洗いなどの感染対策を呼びかけています。
神奈川県 4週連続で増加
神奈川県は新型コロナウイルスの定点把握による感染状況を公表しました。それによりますと、12月10日までの1週間は県内の362の医療機関から726人の新規感染者の報告があり、1医療機関あたりの平均は2.01人で、4週連続で増加しました。
埼玉県 前週比1.31倍
埼玉県内の感染症について、県は13日、12月10日までの1週間の1医療機関あたりの感染者数を公表しました。このうち新型コロナは3.83人と前の週の1.31倍で、3週連続で増加しています。
埼玉県は、手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染対策とともに、寒い時期ではあるものの、換気も行うよう呼びかけています。
千葉県 前週比29％増加
千葉県は、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表しました。12月10日までの1週間の1医療機関あたりの新たな感染者数は2.97人で前の週の2.3人と比べて29％増加しました。
年代別では10代が最も多く、次いで40代、50代となっています。
