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都立高校入試2024「スピーキングテスト」新機材導入へ 防音と音声流す両機能備え

  • 2023年12月14日

都立高校入試のスピーキングテストについて、問題の音声が聞き取りづらいといった声も上がるなか、東京都教育委員会は防音と音声を流す両方の機能を備えたヘッドホン型の機材を新たに導入することとなりました。

「イヤーマフ」装着も触れず「音声聞き取りづらい」

都立高校入試のスピーキングテストでは、受験生は問題の音声を聞き取って解答を録音することになっていて、マイク付きイヤホンをつけた上、防音のためのイヤーマフも別に装着します。
テスト中は不正防止のために受験生自身がイヤーマフに触ることはできず、進学塾が行ったアンケートでは 「イヤーマフの中でイヤホンが外れても自分で直すことができず、音声が聞き取りづらかった」などという声も上がっていました。

こうした中、都の教育委員会は来年のテストから新たな機材を導入することとなりました。
具体的には、防音と音声を流す両方の機能を備えたヘッドホン型の機材を導入してトラブルを防ぎたい考えです。

試験の運営機関「正確さなど担保へ監査システムを設定」

去年(2022年)ことし(2023年)とこれまで2回行われたスピーキングテストでは、決まった解答がないこともあり、採点の公平・公正さが確保されるのか専門家などから疑問の声も上がっていました。

こうした中、2024年から運営を行うイギリスの公的な国際文化交流機関「ブリティッシュ・カウンシル」がNHKの取材に文書で回答し、公平・公正さを確保する具体的な取り組みを明らかにしました。
これまでは、解答の音声データがフィリピンに送られ、現地の英語指導の有資格者によって採点されていました。
事業者によりますと、来年からは世界各国にいる英語指導の有資格者の中でテストに応じた研修を受けて、試験に合格した人のみで採点を行うということです。
事業者は「正確さと信頼性を担保するためのさまざまな監査システムを設定します」としています。
また、新たな事業者は2024年1月から3月に行われる中学1・2年生を対象にしたテストから運営を始めることにしていて、12月13日から問題のサンプルが都の教育委員会のホームページで公開されます。  

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