コロナ定点把握感染者数の前週比 東京 神奈川 埼玉 千葉～11月26日

全国 前週比1.19倍 3か月ぶり増加

厚生労働省によりますと11月26日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から1851人増えて1万1499人となりました。
また、1つの医療機関あたりの平均の患者数は2.33人で前の週の1.19倍となり、およそ3か月ぶりに増加に転じました。

都道府県別では多い順に、北海道が6.61人、長野県が5.82人、山梨県が3.95人、福島県が3.15人、新潟県が3.09人などとなっていて、38の都道府県で前の週より増加しています。

東京都 増加に転じる

東京都内の感染症について、都は11月30日、26日までの1週間の1医療機関あたりの感染者数を公表しました。
それによりますと、新型コロナは1.56人と前の週の1.33倍で、ことし9月7日以来増加に転じました。

都は、換気や場面に応じたマスクの着用、せっけんでの手洗いなどの感染対策を呼びかけています。

神奈川県 前週比 2週連続で増加

神奈川県によりますと、11月26日までの1週間は、県内の366の医療機関から496人の新規感染者の報告があり、1医療機関あたりの平均は1.36人で、2週連続で増加しました。

埼玉県 前の週に比べ増加

埼玉県が29日に発表した新型コロナの感染状況によりますと、11月26日までの1週間に261の医療機関から報告のあった新たな感染者の数は602人でした。

1医療機関あたりでは2.31人で、1.64人だった前の週とくらべて0.67人増えています。

世代別にみると、10歳未満が96人と最も多く、次いで40代が84人、50代が81人、10代が73人などとなっています。

*11月19日までの感染者数について埼玉県が当初の1.67人から1.64人と訂正したため図表を修正しました

千葉県 前の週に比べ16％増

千葉県は、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表しました。11月26日までの1週間の1医療機関あたりの新たな感染者数は2.04人で、前の週の1.76人と比べておよそ16％増加しました。

年代別では10代が最も多く、次いで10歳未満、20代となっています。