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桜開花予想2023 ことしの花見は?目黒川や上野公園などの対応は?

  • 2023年3月2日

ことしは、行動制限のないお花見のシーズンを迎えます。

ことしのソメイヨシノの開花予想について日本気象協会は3月2日、最新予想を発表しました。
東京・千代田区は3月18日で平年より6日、去年より2日、早い予想。
さいたま市と横浜市が3月19日などとなっています。

ことしの花見はどうなるのか、都内の桜の名所の1つを取材しました。

ソメイヨシノの開花予想・・・東京・千代田区 18日

日本気象協会は3月2日、最新のソメイヨシノの開花予想を発表しました。
それによりますと、東京・千代田区は3月18日で、平年より6日、去年より2日、早い予想となっています。

このほか、さいたま市と横浜市が3月19日、東京・八王子市が3月20日、前橋市が3月21日、宇都宮市が3月22日、水戸市が3月23日、千葉県銚子市が3月25日などとなっています。

また、満開となるのは、東京・千代田区では3月25日で、平年より6日、早い予想です。

日本気象協会
「今月中旬にかけて全国的に気温が平年よりかなり高くなる予想で開花も平年より早くなるところが多い予想となっている」

“めぐろの桜withコロナkeepグッドマナー”

東京・目黒区は桜の名所になっている目黒川での花見の自粛をことしは呼びかけないことを決め、4年ぶりに地元の「桜まつり」が開催されることになりました。

目黒川沿いの桜並木はコロナ禍前には花見の時期に300万人ほどが訪れた都内の桜の名所の1つですが、去年までの3年間は、感染拡大を防ぐため、花見の自粛が呼びかけられてきました。

行動制限がないことし、目黒区は4年ぶりに自粛の呼びかけは行わない一方、「めぐろの桜withコロナkeepグッドマナー」というキャッチフレーズを打ち出しました。

具体的には、立ち止まらず、一方通行で進むことや、大きな声を出さないこと、それに、路上での飲酒や食べ歩きを極力控えることなどを呼びかけることにしています。
青木英二区長は、こうした呼びかけをビデオメッセージとして収録していました。

青木英二 区長
「花見客にマナーを守っていただくことで感染対策にもつなげる、ウィズコロナの花見という視点で対応していきたい」

“中目黒桜まつり” …4年ぶり開催

そして、花見の自粛の呼びかけがないことを受け、「中目黒桜まつり」が4年ぶりに開催されることになりました。

開催期間は3月18日から4月9日までで期間中は夜間のライトアップなども行われます。

ただ、屋台などは設けず、食べ歩き控えるよう求める看板を設置するほか、人数を制限して密にならないように実行委員会のメンバーなどが呼びかける予定です。

「中目黒桜まつり」を主催する中目黒駅前商店街振興組合 本橋健明 理事長
「ようやくまつりが開催でき、うれしい。多くの人で賑わうというのが桜の時期の目黒川周辺の本来の姿だと思う。密にならないよう、みんなが協力をしてルールを守って楽しんでもらえれば」

都内 名所の対応は?

都内各地の桜の名所の対応をまとめました。

○目黒川
目黒区は、去年までとは異なり自粛の呼びかけはなし。
その一方で、立ち止まりなどによる密集を防ぐため、一方通行の対応。
シートを敷いての花見はできない。

○上野公園
去年までは宴会の自粛を求め、植え込みの中に入らないようにネットを張るなどの対応。
ことしは、緩和を検討し去年並みの規制にはならない見通し。
ただメインの桜通りは、一方通行を検討中。

○飛鳥山公園
去年まではシートを敷いての花見は自粛を呼びかけ。
ことしは、シート敷いて花見ができるようにする予定。
飲酒も他者の迷惑にならないような範囲で認める方針。

○井の頭公園
去年までは宴会自粛呼びかけ、フェンスで立ち入り防ぐ対応。
ことしは去年と同じような制限は設けられない見通し。

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