詐欺：“預金者保護がある”に注意！

東京・港区に住む90代の女性の自宅に、警察官を名乗る男から電話がありました。
男は「詐欺事件が相次いでいるので、今使っているキャッシュカードの暗証番号を変えた方がいい」と話しました。

さらに「預金者保護があるので損失は全額戻ってくる。金融庁の職員が自宅に向かうので、キャッシュカードを渡してほしい」とたたみかけます。

その後、自宅には30代の男がやってきて話を信じた女性はカードを手渡し・・。
およそ1500万円をだまし取られてしまいました。

皆さんへのお願いです。「“預金者保護がある”に注意！」

詐欺グループは、被害者の不安をあおるだけでなく安心させる言葉も巧みに使い、冷静な判断をさせないようにした上でお金をだまし取ろうとします。警察官や金融庁の職員などが自宅にカードを受け取りに来ることは絶対にありません。たとえ安心させるようなことを言われても、そんな電話がかかってきたらすぐに切り、家族や警察に相談してください。