• 2024年5月16日

朝霞台からお届けしました

首都圏ネットワーク東武東上線沿線ウイーク#3
安藤佳祐アナウンサーと学生のみなさん

「首都圏ネットワーク」で東武東上線の沿線からエリアの魅力や課題を5日間! 3日目の5月15日(水)は、朝霞台駅が最寄りの東洋大学朝霞キャンパスからお届けしました。

【NHKプラスで見逃し配信中】

“最新型” 地域とつながる学食とは

朝霞台駅から歩いて15分ほどの東洋大学朝霞キャンパスには、群馬県のキャンパスから学部が移転して、先週以降、約2,500人の学生や大学院生が本格的に通い始めています。その学食から中継でお伝えしました。

学食は民間の会社が運営していて、食について学ぶ約50人の学生が企画開発や食材の調達、営業など重要な役割を担っているそうです。そのひとつがメニュー表示。写真や動画で紹介していますが、そのレイアウトや動画編集などは学生が行いました。

食器やトレーも、学生が選んだもの。味だけでなく見た目でも楽しんでもらえるよう、色やデザインにこだわって、メーカー側の販売基準は満たさないものの十分使える食器を買い取ってきたそうです。

さらに学生たちは、地元・朝霞市の農家さんと提携して地元の野菜を使ったメニューを考案中ということで、開発中のニンジンラぺを紹介してもらいました。夏野菜カレーに使う野菜も、形や大きさが販売基準を満たさないものも仕入れる予定だそうです。

地元農家の鈴木康宏さんにもお越しいただきました。

地域の野菜を使うという取り組みについて、学生たちの話を聞いているうちに、これは面白いのではないかと思うようになったと話しました。食を通して農業にもっと興味を持ってもらえたらと期待しているそうです。

今後、地域食材を使ったメニューコンテストなどを実施する予定だそうで、地域と大学でつながって、みんなで盛り上げていきたいそうです。学食の営業は平日11時~15時(12時~13時は学生優先)で、地域の方や一般の方も楽しむことができるということです。

地域連携で出張直売!食品ロスを削減

こうした地域と連携する取り組みは、東上線沿線のほかの大学でも行っています。埼玉県東松山市と東京・板橋区にキャンパスがある大東文化大学の学生の取り組みをVリポートで紹介しました。
  配信で見る(5月22日午後7時まで)

夕方、東上線の池袋行き特急が森林公園駅のホームに滑り込むと、学生たちが先頭車両に埼玉県産の新鮮な野菜や果物を積み込みます。

これらは周辺のJAの直売所で午前中から販売されていたもの。3年前から大学や企業、自治体などが連携して行い、列車での運搬には東武鉄道が協力しています。

午後6時前には池袋駅に到着し、改札を出て駅構内で開店の準備。

この取り組みに参加しているのは、経営や食品ロスに関心がある学生たちです。

SNSでその日の入荷状況を細かく伝えるほか、役に立つレシピも写真付きで紹介しています。

池袋駅での販売は月曜・水曜・金曜に行い、売れ残った野菜は子ども食堂に無償で提供されていて、食品ロスの削減量は、この3年間で推定66トンにのぼるということです。
  配信で見る(5月22日午後7時まで)

おでかけしゅと犬くんは和光市駅前から

みなさんから届いた「しゅと犬くん電車ぬりえ」を和光市駅の北口からご紹介しました。
ぬりえのダウンロードはこちらからどうぞ!

東武東上線沿線ウイーク 5日間

5月13日(月) 池袋 “鉄道が作った大都会”
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5月14日(火) 大山 沿線の暮らしは東武東上線とともに
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5月15日(水) 朝霞台 学生と地域が連携 沿線のいま

5月16日(木) 川越 観光客を呼び込む鉄道の力
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5月17日(金) 小川町 鉄道をいかして地域を元気に
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このあとの東上線特集は

ラジオでも放送!

  6月1日(土) 午前10:05  R1  らじる★らじる  radiko
  鉄旅・音旅 出発進行!〜音で楽しむ鉄道旅〜

「首都圏いちオシ!」でも沿線を舞台に放送!

  6月2日(日) 午後1:05  NHKG   NHK+ 
  中川家礼二の沿線いちオシ!東武東上線

  6月30日(日) 午後1:05  NHKG   NHK+ 
  笑ったび ~埼玉県東松山市~

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