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いま旬市場 白子・ゆず ご紹介!

  • 2023年12月22日

豊洲市場から旬の食材を紹介します。クリーミーでプリッとした食感が特徴な「白子」と、清涼感のある香りで、果汁も多く取れるかんきつ類「ゆず」です。

白子(北海道産)

たらの白子は、プリッとした食感があり、食べるとクリーミーなのが特徴。
豊洲市場では、例年、2月の上旬ごろまで入荷します。
昨年よりも入荷量が増えているので、今年は安定して手に入ると予想されています。

■おいしい白子の見分け方
・赤みがうすく、色が白いものを選ぶ
・膜がしっかりはっているものは、鮮度がいい

■おすすめの食べ方
『白子ポン酢』

下処理:ボウルに水・塩・酒を入れ、白子を洗う。その後、湯がいて、氷水で冷ます。
もみじおろしと小ねぎをのせ、ポン酢をあえる。

『白子のみそ汁』

お好みの具材のみそ汁に、下処理をした白子を加え、煮る。
白子はみそと相性がよく、クリーミーなみそ汁になる。

『白子の西京漬け』

水・塩・酒で洗った白子を、西京みそに1~2晩かけて漬ける。
その白子を湯通しし、氷水で冷ます。
お好みで数滴ラー油をたらして召し上がってみてください。


■白子の紹介

豊洲水産市場 仲卸 泉澤裕介さん
「市場には今たくさん白子が出回っています。この機会に、ぜひおいしい白子を食べていただきたいと思います」

ゆず(高知産)

清涼感のある香りと、大ぶりで、果汁が多く取れるかんきつ類。
主な出回り時期は9月~3月。収穫と出荷がピークとなる12月が旬です。

■新鮮なゆずの見極め方

・実がしっかりと詰まっていて、ずっしりと重たいもの
・表皮の傷が少なく、ハリがあるものを選んでください

■保存方法
乾燥すると香りが飛んでしまうので、新聞紙で包むかポリ袋に入れて、涼しい場所で常温保存するか、冷蔵庫の野菜室で保存してください。
冷凍保存する場合は、ゆずをよく洗い水けを拭きとってラップで包み、保存袋に入れて、冷凍庫で保存してください。

■おすすめの食べ方
『ゆず豚』

<材料>(2人分)
・ゆず … 1個
・豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用) … 200g
・小ねぎ … 5~6本
・しょうゆ … 大さじ1
・みりん … 大さじ1
・料理酒 … 大さじ1
・塩 … 小さじ1/2

<つくり方>
1.ゆずはよく洗って水けを拭きとり、果汁をしぼる(大さじ1)。ゆずの皮は黄色い表皮を千切りにする。
2.小ねぎは4cmの長さに切る。
3.鍋に湯を沸かして料理酒、塩を加え、豚肉と小ねぎを入れて軽く火を通し、ザルにあげる。
4.熱いうちにしょうゆ、みりん、しぼったゆず果汁を混ぜ合わせたものに漬けて味をなじませる。切ったゆずの皮を軽く混ぜ合わせて完成。

『ゆずの白あえ』

<材料>(2人分)
・ゆず … 2個
・木綿豆腐 … 半丁(150g)
・ほうれんそう … 1ワ
・にんじん … 30g
・砂糖 … 小さじ1
・みりん … 小さじ1
・薄口しょうゆ … 小さじ2

<つくり方>
1.ゆずの実をくり抜き、抜いた実の果汁をしぼる(小さじ2杯分)。
2.ゆずの下の部分の皮を薄くむいて千切りにしておく。木綿豆腐をペーパータオルに包み、重しを乗せて30分ほど水を切る。
3.千切りにしたにんじんと食べやすい大きさに切ったほうれんそうをゆでて冷ましておき、砂糖、みりん、薄口しょうゆ、ゆずの皮、ゆず果汁を混ぜ合わせる。その半分をゆでたにんじん、ほうれんそうにからめてなじませる。
4.ボウルに水を切った木綿豆腐を入れて潰し、混ぜ合わせた残りの調味料とにんじん、ほうれんそうを混ぜ合わせ、ゆずの器に盛り付けて完成。


■ゆずの紹介

豊洲青果市場 卸 井岡毅志さん
「ゆずは、ゆず風呂のイメージがありますが、おいしい料理もいっぱいあります!ゆずをいっぱい食べてください」

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