TRFのSAMさんが、ダンスを頑張るシニア世代を応援!
ダンスや会話を通して、元気に年を重ねる秘けつを探ります。
今回は、番組に応募してくださった千葉県で活動するダンスサークルを訪ねました。
(ひるまえほっと/リポーター 小村弥生)
「ダンス☆イブニング娘」の皆さんです。
「SAMさんにダンスを教えてもらいたい」と、リーダーのさとみさんが番組に熱いメッセージを送ってくれました。
サークルの特徴は…
・年齢は60代~80代
・体調にあわせてダンスを楽しむことがモットー
・座って踊っている人もいる
・カラオケサークルの仲間でダンスも楽しみたいと結成し、今年10周年
まずは、10年間大切に踊ってきたというダンスを披露してくれました!
辛いことがあっても、前向きに生きる大切さを綴(つづ)った歌詞を、ダンスで表現しています。
皆さん本当に気持ちをこめて、歌詞の意味をちゃんと考えながら踊っていたので、しっかり届きました。ありがとうございます。動きも大きくて、すばらしかったです。
楽しそうにダンスを練習する皆さんに、SAMさんがダンスを始めたきっかけを聞いてみました。
ダンスを始めたきっかけは?
動かなきゃいけない年齢になってきたので、体のことを考えて、やってみようって思った。
ぼけちゃいけない!サークルに入って体を鍛えた方が良いなって思った。
筋肉は、何歳になっても、動けば動くだけ、鍛えれば鍛えるだけ強くなる。
ダンスは、つらいのに踊っているっていう感じじゃないですよね。
楽しみながら体を動かすのが一番いいと思います。
いよいよ、皆さんが楽しみにしていたダンスレッスンの時間です。
挑戦するのは、SAMさんが、年齢やダンスの経験に関係なく、誰でも踊れるように考えた振り付け。医師監修のもと、健康効果を考えて作られています。
例えば脚を上げ下げする動きは、股関節を意識して動かすことで、転倒予防に効果があるといいます。
座って踊る人のための振り付けもあります。
立っている時と同じく、脚を上げる時に、股関節を意識することが大事だといいます。
座った状態でも、脚を前に蹴りだす動きだけで、腹筋も使っていますよ。
初めて教わる振りつけに悪戦苦闘しながらも笑顔で取り組む皆さん。
SAMさんは「間違えても大丈夫。楽しく踊る」ことが大切だと伝えました。
TRFの「BOY MEETS GIRL」に合わせて、全員で踊りました。
振り付けが気になる方は、以前、SAMさんが教えてくれた時の動画をチェック!
記事はこちら
グループのムードメーカー、はっちゃん。
今は座って踊っていますが、3年前までは立って踊っていました。
座って踊るようになったきっかけは?
私、もう3年目なんですけれど、乳がんになったんです。そうすると、そんなに運動もできない。体を動かすどころじゃなくて。もうどん底ですから、生きていくのも嫌な時もありました。
はっちゃんは、大好きなサークルにも参加できず、落ち込む日々が続いたと言います。
救いとなったのは、ダンスサークルの仲間でした。
やっぱりみんなの顔を見たい。お話もしたい。もう1回やめないで、頑張って、一緒にやりたいなっていう気持ちで、復活しました。
よかったですね。すばらしい。
立って踊れたら、もっともっと、楽しいかな。
再び立って踊りたい。それは、座って踊っている人たちの共通の目標です。
(立って踊っていた時と比べて)楽しいのが半分くらいになっちゃった。やっぱり、立って踊りたいです。
私も来年からは、立って踊りたいなって。夢なんです。随分、脚の方も動くようになりましたのでね。
今座って踊っている方たちも、また立って踊りたいっていう、目標がある。そこに気持ちが向いていけば、絶対その目標はかなうと思う。
ダンスで、人が元気になっていく姿を見たい。この輪をどんどん広げていって、皆さんがずっと、ダンスを続けていけるように協力します。
【編集後記】
私が、ダンス☆イブニング娘の皆さんと初めてお会いしたのは、暑い夏の日でした。「SAMさんに会うのが楽しみ」と待ち遠しい様子の皆さん。
それから数か月…ついにSAMさんとご対面!!「かっこいい♡」「すてき♡」と、いつも以上にキラキラした笑顔になっていました。
休憩時間になると、そんな皆さんの輪の中に、SAMさんの姿がありました!SAMさんは、悩みを聞いたり、一緒に練習したり、皆さんとの交流を楽しんでいる様子。
私たちは、そんな素敵な姿を映像に納めたいと、急いでカメラを回しました。SAMさんがシニアダンサーを応援する気持ちが、番組をご覧の皆さんへも伝わっていると嬉しいです。
これからも、SAMさんとダンサーの皆さんとの素敵な出会いをお伝えできればと思います。番組に出演してみたいという方は、ぜひメッセージをお送りください。
リポーター 小村弥生
このコーナーでは、番組に参加してくださるシニアダンサーを募集しています。
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