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いま旬市場 岩がき・オクラ ご紹介!

  • 2023年7月14日

豊洲市場から旬の食材を紹介します。身がプルプルしていて、うまみたっぷり「岩がき」と、ネバネバした食感が特徴の夏野菜「オクラ」です。

岩がき(富山県産・三重県産)

富山県産

三重県産

■産地ごとの特徴
・富山県産:見た目はゴツゴツして、いびつな形をしている。とてもさっぱりとした味で、特に今の時期はできがいい。
・三重県産:富山県産に比べると、すべすべして、平たい。身は、幅広で美しい。味にクセがなくておいしい。

■おいしい岩がきの見分け方
・貝のふたが開いていないもの。
・持った時に重みが感じられるもの。

■おすすめの食べ方
『生がき』

左から、真がき、岩がき(三重県産)、岩がき(富山県産)

岩がきは肉厚で、濃厚、クリーミーさが特徴。富山産、三重産はその中にもさっぱり感、クリアさがあってとてもおいしい。
真がきは、岩がきに比べると小さい。味はクリーミーでうまみがある。

『あぶり・湯引き』

あぶり

湯引き

加熱をすることで、甘みと、歯ごたえが増す。


■岩がきの紹介

豊洲水産市場 仲卸 宇田川晴生さん

「岩がきは旬を迎えたばかり。これから8月いっぱいまで暑い時期ずっとおいしく食べられると思いますので、皆さんぜひたくさん食べてください」

オクラ(高知県産)

・主な産地:高知県、鹿児島県、沖縄県、熊本県、群馬県、輸入(タイ、フィリピン)など。
・主な出回り時期:通年出荷されているが、春~秋は国産、秋~冬は輸入に大別される。国産は4月ごろからハウスものが出始め、出荷のピークは7~8月となる。

■新鮮なオクラの見極め方
緑色が濃いもの。
小ぶりのものは、皮がやわらかく、食べやすい。
※産毛が気になる場合は、塩をまぶして軽くもむ。水洗いし、水けを拭いてから使うのがおすすめ。

■保存方法
冷気にあたると黒く変色したり、しなびたりするので、ラップに包むかポリ袋に入れて野菜室で保存する。
・切ったものは容器に入れ、2~3日冷蔵庫にて保存可能。

■おすすめの食べ方
『オクラの土佐がけ』

<材料>(2人分)
・オクラ … 1袋(8~12本)
・かつお節 … 適量
・めんつゆ … 大さじ1
・塩 … 適量

<つくり方>
1.オクラは塩をふって軽くもみ、熱湯にサッとくぐらせ、冷水にあげる。そして、水けをふく。
2.ヘタを落とし、1cm幅に切る。
3.めんつゆを回しかけ、かつお節をふり、完成。

『オクラと青じその肉巻き』

<材料>(2人分)
・オクラ … 1袋(8~12本)
・青じそ … 8枚
・豚バラ肉 … 8枚
・塩・こしょう … 少々
・薄力粉 … 適量
・サラダ油 … 大さじ1
・いりごま … 適量

<A>
・しょうゆ … 大さじ1
・料理酒 … 大さじ1
・みりん … 大さじ1

<つくり方>
1.オクラは塩をまぶし、いたずりし、ガクの部分をむく。豚バラ肉に塩・こしょうをふり、1枚ずつ青じそ、オクラをのせて巻き、全体に薄力粉をまぶす。
2.フライパンにサラダ油を入れて熱し、中火で(1)を並べて焼き目がつくまで焼く。裏返してふたをして弱火で3分間ほど焼く。
3.(2)に<A>を入れて煮詰め、皿に盛り、いりごまをふって完成。


■オクラの紹介

豊洲青果市場 卸 井岡毅志さん
「オクラは、これからの季節にぴったりの食材です。みなさん、いっぱい食べて、暑い夏を乗り切ってください」

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