豊洲市場から旬の食材を紹介します。刺身はもちろん、煮ても焼いてもおいしい「ヤリイカ」と、皮ごと楽しめるのが魅力!爽やかな酸味と香りが特徴の「国産レモン」です。
■おいしいヤリイカの見分け方
・赤褐色のもの
・子持ちはまるまる太ったもの
■おすすめの食べ方
『刺身』
海苔をはさんでみたり、イクラを添えて“いかそうめん”にしてもおいしい。
『寿司』
細かく包丁を入れると口当たりよく、食感も楽しめる。
しょうがやすだちを添えてもおいしい。
『子持ちヤリイカの煮つけ』
酒・しょうゆ・砂糖の味付けで、中火で15分煮たら完成。
■ヤリイカの紹介
豊洲水産市場 仲卸 大山晃弘さん
「ヤリイカはこれから春先にかけておいしくなってくると思います。漁獲量も増えてきて、今まさに旬のヤリイカです。子持ちのヤリイカもこの時期ならではの味なので召し上がっていただけたらと思います」
■おいしいレモン(国産)の見極め方
・皮の表面にはりとつやがある
・傷やアザがあるものは避ける
・持ったときにかたすぎるものは、皮が厚く果汁が少ない可能性があるので、やや弾力のあるものを選ぶ
■おすすめの食べ方
『レモンオイル』
<材料>
・オリーブ油 … 300~400ml
・ローズマリー … 適量
・タイム … 適量
・レモンの黄色い皮 … 適量
★ピンクペッパー、ブラックペッパーなどを一緒に漬け込むとスパイシーな仕上がりに♪
★カシューナッツ、アーモンド、くるみなどのナッツ類や、にんにくなどを入れても濃厚でどっしりした風味に♪
<つくり方>
1.水洗いしたローズマリーやオレガノなどのハーブをペーパータオルにのせ、1~2分ほど電子レンジにかけ、水分を飛ばしておく。
2.水洗いしたレモンの黄色い皮の部分だけをピーラーなどでむいて、水けをふき取る。
3.ハーブ、レモンの黄色い皮、オリーブ油を煮沸消毒した容器に入れて漬け込む。
★漬け込み後、ハーブとレモンの皮は取り出すため、口の広い容器がおすすめ。
4.直射日光の当たらない冷暗所で2日~1週間ほど漬け込み、ハーブとレモンの皮を取り出したら完成。
★香りの抽出は、漬け込み期間中に味見をしながらお好みで調節を!
※油は完成後、1か月以内を目安に使い切る
『レモンポークソテー』
<材料>
・豚バラ肉 … 300g
・オリーブ油 … 適量
・レモンオイル … 適量
・塩 … 少々
・こしょう … 少々
・レモン … 1/8カット(仕上げ用)
<A>
・しょうゆ … 大さじ1
・酒 … 小さじ2
・レモン果汁 … 小さじ2
・にんにく(スライス) … 1片
<つくり方>
1.豚バラ肉をお好みの厚さに切り、調味液<A>と一緒に保存袋に1~2時間漬け込む。
2.漬け込んだ豚バラ肉をオリーブ油で焼き上げる。
★肉をカリカリにしたい場合は、焼きながらペーパータオルなどで油を取り除いていく。
3.お皿に盛り付け、塩・こしょう、レモンオイルを回しかけ、レモンをサッと搾りかけたら完成。
■国産レモンの紹介
豊洲青果市場 卸 渡瀬智彦さん
「今まさに旬を迎えている国産レモン。旬は3月頃までです。爽やかな酸味と香りが魅力!果汁も皮もまるごと、ふんだんに使っておいしくお召し上がりください!」