低気圧と寒気の影響で、千葉県では6日明け方にかけて雪が降り、各地で積雪となりました。
7日の朝は冷え込み、県内では氷点下になる所もある見込みで、路面の凍結による転倒やスリップ事故に注意してください。
(※2月6日午後9時に情報を更新しました)
銚子地方気象台によりますと、本州の南岸を進んだ低気圧の影響で千葉県では6日明け方にかけて広い範囲で雪が降りました。
千葉市では一時、3cmの積雪を観測するなど各地で雪が積もりました。千葉市で積雪を観測するのは、2022年2月以来です。
6日は日中、気温があまり上がらなかったため雪が残った状態となっています。
7日朝も冷え込む見込みで、最低気温は千葉市で2度と予想されているほか、野田市、柏市、流山市、松戸市など東葛飾周辺では、所により氷点下になると予想されています。
7日朝は、溶けた雪が再び凍るおそれがあり、路面の凍結による転倒やスリップ事故に注意してください。
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気温が低い時間帯に出かける際には滑りにくい靴を履いて、手袋をするなどして両手を出して歩くようにしてください。
凍結した路面では、通常のタイヤで車を運転することは非常に危険です。
冬用タイヤやチェーンを装着したうえで、車間距離を取って運転しましょう。急発進や急ブレーキ、急ハンドルは冬用タイヤを装着していてもしないようにしてください。
千葉県によりますと、雪の影響で転倒をするなどして6日午後4時現在、計34人がけがをしたということです。
このうち松戸市の50代の女性が雪が積もった自宅アパートの階段の踊り場で転倒し、脚の骨を折るなど合わせて5人が大けがをしました。
このほか、千葉市、市川市、船橋市、松戸市、習志野市、柏市、市原市、流山市、八千代市、印西市で計29人が軽いけがをしたということです。
雪が降り積もった6日朝の各地の様子です。
6日午前6時ごろのJR新松戸駅付近の様子です。
こちらは同じく6日午前6時ごろの千葉市中央区です。