9月7日(水)放送の首都圏ネットワーク「みんなのおかえり天気」は、NHK千葉放送局1階のロビーから中継しました。気象予報士の市村紗弥香さんとしゅと犬くんが、防災の話題をお伝えしました。
千葉県で甚大な被害があった令和元年台風15号から3年。NHK千葉放送局がある千葉市では最大瞬間風速が観測史上1位の57.5メートルに達しました。
中継では、日本防災士会 千葉県支部 副支部長の高木一彦さんが出演。自宅のある富津市で被災した高木さんは、この経験から日頃から地域の防災ネットワークを作ることが重要だと考えました。市内の防災士や防災に関心のある市民を中心とした「ふっつ防災ネットワーク」という団体の設立に関わり、災害に備えているそうです。
当時は避難所に行っても、水や非常食、布団などの物資が不足していたそうです。
高木さんは、全ての住民が避難所に入るのは難しいので、建物の安全が確保されている人は、在宅避難も選択肢に入れてほしいと話しました。
在宅避難で大切なのは、水や食べ物、携帯トイレ、乾電池等のストックを持つこと。特に食べ物については「ローリングストック」という、必要な量より多めに購入しておき、消費しながら買い足していく方法を紹介。パックご飯やレトルト食品、缶詰、インスタント食品等、普段から使用できる物を数日分ストックし、賞味期限の迫ってきた物から定期的に消費し、減った分を買い足すことで、一定のストックを確保することが出来ます。
今回の中継の様子は「NHKプラス」の見逃し配信でご確認いただけます。是非ご覧ください。