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  • 2024年5月13日

【訃報】清川栄治さん死去 広島・近鉄で左のリリーフ一筋 西武などでコーチ歴任 プロ野球

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プロ野球、広島や近鉄でのリリーフピッチャーとして長く活躍し、西武などでコーチを歴任した清川栄治さんが5月5日に亡くなりました。62歳でした。

1998年撮影

左のリリーフひと筋15年

京都府出身の清川さんは1984年にドラフト外で広島に入団しました。左のサイドスローのリリーフとして1986年には50試合に登板してリーグ優勝に貢献し、この年から4年連続で30試合以上に登板して広島のリリーフ陣の一角を担いました。
1991年に当時の近鉄に移籍した後もリリーフひと筋で活躍し、広島に復帰した1998年に引退するまで15年間すべてリリーフで通算438試合に登板しました。中継ぎやワンポイントの登板が多く通算成績は13勝10敗12セーブ、防御率2点94で、連続リリーフ登板438試合は当時のプロ野球記録でした。
引退後は去年まで広島やオリックス、西武で長く投手コーチを務めて後進の育成にあたり、今シーズンは西武の投手育成アドバイザーでしたが、西武によりますと5月5日、悪性腫瘍のため都内の病院で亡くなったということです。62歳でした。

ネット上では悼む声

清川さんの訃報を受けて、SNSではプロ野球ファンから、悼む声が相次いで投稿されています。

「大事な場面でなんどもワンポイントリリーフで出てこられるピッチャー
独特のフォームで子供の頃マネしたりしてた。まだ62才って、まだまだお若いのに」

「広島時代サイドスロー左腕で中継ぎエースとして活躍され、当時巨人戦の時見ててきりきり舞いだった印象でした」

「広島の左サイドスローのイメージだったけど西武の投手陣強化にご尽力されたことは忘れないでいようと思う」

「埼玉西武の若手投手達は清川さんに活躍という恩返しをしてくれ」

「今のライオンズの投手陣があるのは清川さんのお陰です。ご冥福をお祈りいたします」

 1997年4月 近鉄時代 日本ハム戦で連続試合救援の
プロ野球記録(当時)に並んだ

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