高校野球東北大会 出場校を実況アナが徹底分析!②山形・宮城・福島

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間もなく秋の高校野球東北大会が開幕します。
来年春のセンバツにつながる重要な大会です。


2回に渡って、18校の出場校をご紹介します。今回は山形、宮城、福島の代表校です。
NHKでは東北各局全てで、秋の県大会をラジオ中継しました。その担当アナからの
取材情報などを元に、他では見られない細かな情報も入っています!

【山 形】
山形中央:投打の中心・武田が大きな存在。サウスポーで140キロ台をマークする力のあるストレートを持ち味に、秋の県大会決勝では鶴岡東を完封。打っても力強い打撃を見せるなど、投打にわたりチームを引っ張る。

鶴岡東:豊富な投手陣は健在。左投手、右投手、様々なタイプがいて相手チームを惑わす。1年生にも楽しみな存在がおり、誰が投げるのかも注目。

東北文教大山形城北:機動力が持ち味。走塁に重点を置いた練習を行い、走路の位置取りまでこだわるなど、細かい所まで追求してきた。

【宮 城】
東北:投手陣は右のハッブスは、長身から繰り出される力のあるボールが持ち味。県大会決勝では、夏の甲子園優勝の仙台育英に6回無失点に抑え、優勝の原動力となった。左の秋本もチームを支えた。

仙台育英:夏の甲子園優勝メンバーが多く残る。投手陣は力のある速球で格の違いを見せる。野手も甲子園メンバーが先発で半分を占める。

利府:投手は継投も目立った。3位決定戦では9回に1点差に迫られるも逃げ切るなど、ここ一番での粘り強さも見せ、チーム力を高めた。

【福 島】
聖光学院:県内の上位常連校に対して複数コールド勝ちをし、県大会を制覇。夏の甲子園ベスト4のメンバーも残り、経験豊富。「例年より打線の仕上がりが良い」とチームから聞こえてくるほど、好調な打線が注目。上位はいずれも長打が期待できる。

学法石川:守りが堅く、投手陣が豊富なのが特徴。県大会では10得点以上が3試合と破壊力がありそう。

田村:夏の福島大会で久々のベスト4に入った勢いを継続。1年生が多く、戦うごとに成長を続けるチームは、今後も伸びしろが期待できる。