高校野球東北大会 出場校を実況アナが徹底分析!①青森・岩手・秋田

20221007_taikai01.png

間もなく秋の高校野球東北大会が開幕します。
来年春のセンバツにつながる重要な大会です。

2回に渡って、18校の出場校をご紹介します。今回は青森、岩手、秋田の代表校です。
NHKでは東北各局全てで、秋の県大会をラジオ中継しました。その担当アナからの
取材情報などを元に、他では見られない細かな情報も入っています!

【青 森】
青森山田:伝統の守りが堅いチームカラーは健在。県大会では7人の投手が登板し、決勝では5人の継投も見せるなど、小刻みな継投も見所。攻撃の方は小技も上手く、バントを絡めながら得点機を伺う。

弘前東:秋の県大会では、バッティングの良さが目を引く。県大会全ての試合で7得点以上を叩きだした。鮮やかな集中打を見せる力強い打撃に注目。

八戸工大一:攻撃の方は俊足揃いで、機動力が持ち味。バントが巧みで、絶妙な所に転がすバントをするなど、小技で相手を揺さぶる。

【岩 手】
花巻東:注目はスラッガー佐々木麟太郎選手。高校入学からハイペースでホームランを量産し続け、県大会では観客を驚かせる特大の場外ホームランもあり、決勝で2打席連続ホームランを放つなど打ちまくった。東北大会でもホームランの量産なるかに、注目が集まる。

専大北上:東北大会出場を決めた県大会の準決勝では、鮮やかな集中打で1イニング8得点するなど、大事な場面での集中力は見事。

盛岡大付:秋の県大会では準決勝以降で打線が活発となり、3位決定戦では15安打をマークするなど、東北大会に向けて打線が仕上がりつつある。

【秋 田】
能代松陽:夏に続く甲子園を目指す。甲子園を経験したメンバーも残り、その経験も強み。秋の県大会では失策が少なく、守備が安定。攻撃では送りバントでしっかりランナーを送ってチャンスを作り、得点機を伺う。

由利:大黒柱のエースを野手が支え、接戦もものにしながら東北大会を決めた。後半の得点で試合を決めることが印象に残った。

明桜:打線は県大会が進むにつれて状態が上向いた印象。エンドランを見せるなど、機動力を使った攻撃にも注目。